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イブキトラノオ/いぶきとらのお/伊吹虎尾

Japanese bistort

伊吹とらのお,開花
イブキトラノオの花
ツボミの様子
ツボミの様子
草丈は30~120センチで大きめ
草丈は30~120センチで大きめ
いぶきとらのお,葉っぱ
葉の様子は上下で異なる

【イブキトラノオとは】

・福島県~滋賀県の高山及び亜高山に分布するタデ科の多年草。明るい草地などに群生し、開花期には一面に白い花穂を林立させる。滋賀県の伊吹山に多く、花の様子が虎のシッポに似ていることから命名された。

 

・開花は夏で、淡いピンク色あるいは白い花を穂状に咲かせる。花は直径3ミリほどの小さな花の集まりで、花穂全体の長さは6センチ程度。花弁のように見えるのは発達した「萼」。

 

・株は大型で開花期の草丈は1mを超す。葉は上下で様子が異なり、根元から生じる葉は柄が長く、茎の中程より上の葉には柄がない。

 

・根(根茎)は硬く肥大し、地中を横に這うように伸びる。漢方ではこれを「拳参(けんじん)」と呼び、彼岸の頃に採取して乾燥させたものを煎じて、口内炎、扁桃腺炎、湿疹、汗疹、下痢、痔疾などの薬とする。

 

【開花季節】

・7月~9月

 

【花の色】

・淡い紅色、白

 

【背丈】

・30~120cm

 

【イブキトラノオの品種】

・エゾイブキトラノオ(アミメイブキトラノオ)

 北海道~北陸に分布する品種で、花色がより濃い。

 

 

・ホソバイブキトラノオ

 紀伊半島、四国及び九州の高山に分布する品種で、名前のとおり葉の幅が狭い。

 

【イブキトラノオに似ている草花】

サラシナショウマ

クガイソウ