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イタドリ/いたどり/虎杖

Japanese knotweed

itadori
イタドリは草全体を食用、薬用にする
いたどり,植物
芽出しの様子
虎杖,植物
イタドリは木のようだが草
虎杖,草木
新葉は赤みを帯びる
イタドリ 茎 画像
茎は中が空っぽで斑点模様がある
ツボミ,つぼみ
葉と蕾の様子
虎杖の葉っぱ
葉の裏面の様子
いたどり,特徴
イタドリの開花は7~10月
板取,いたどり
イタドリの花
イタドリの花,画像
雄花には8本の雄しべがあるがアリより小さい
果実,種子
花の後には同系色の実ができる
スカンポの実
実は小さな袋状
いたどり,種子
実は熟すにつれて褐色になる
スカンポ,植物,紅葉
紅葉の様子
itadori
茎は竹のようになり、表面は硬い
いたどり,茎の内部
茎の中の様子

【イタドリとは】

・本州から奄美大島までの広い範囲に分布するタデ科の多年草。主に日当たりの良い土手に群生するが、身近なヤブや空き地にも普通に育つ。薬用、食用として広く親しまれ、スカンポ、ゴンパチ、サジッポなど方言名も多い。

 

・イタドリという名前は、若葉をもんで患部に当てると傷の痛みが治まる(=痛取り)という民間療法に由来する(諸説あり)。

 

・雌雄異株で夏には画像のような花を咲かせる。花びらのように見える白い部分は花びらではなく「萼(がく)」。花の後にできる実は、オオモクゲンジを小さくしたような袋状で、大きさは1センチ前後。

 

・葉は卵形っぽい楕円形で先端が尖る。くっきりとした葉脈があり、葉の下端が一直線になること、茎や葉柄が赤みを帯びるのが特徴。戦時中は煙草の代用にこれを用いた。若葉は柄を取り除いて天婦羅に、生の葉汁は虫刺され薬に使うことができる。

 

・イタドリにはイタドリハムシやドロハマキチョッキリという甲虫が集まる。前者の成虫はテントウムシのようなデザインで、幼虫、成虫共にイタドリの葉を食べて育ち、後者の幼虫はイタドリの葉を複数枚綴った袋状の巣(揺籃)で育つ。

 

・若い茎は甘酢漬け、塩漬け、酢味噌和え、ゴマ和えなどにして食用とする。蓚酸を含むので多食はしない方がよい。

 

・茎は竹のようだが根も竹のように硬く地下を這う。春先に出るタケノコのような新芽はやや酸っぱいが、皮を剥いで塩をつければ食べられる。根も薬用になり漢方では虎杖根と呼ぶ。蕁麻疹、便秘に効果があるとされる。 

 

【イタドリの種類】

・オオイタドリ

 日本海側の山野に多い品種で名前のとおり草丈が大きく、2~3mになる。イタドリに比べると葉の表面はツヤツヤし、茎及び葉脈沿いに短毛があるため裏面が白く見えるのが特徴。

大いたどり,植物
オオイタドリ

 

・メイゲツソウ 

 高地に自生し、紅色の花を咲かせる。

めいげつそう
メイゲツソウ

 

・ハチジョウイタドリ

 伊豆諸島に分布する品種で、イタドリよりも葉が厚く、背丈が低い点が異なる。

ハチジョウイタドリの花
ハチジョウイタドリの花

 

 

ツルドクダミ

 

 イタドリの近縁種で同じような花が咲き、実ができる。中国原産だが江戸時代に滋養強壮薬として渡来し、日本各地で野生化している。

つるどくだみ
ツルドクダミ

イタドリの基本データ

 

【分 類】タデ科/イタドリ属

     多年草

【漢 字】虎杖(いたどり)

【別 名】スカンポ(酢模)

     ゴンパチ/サジッポ

【学 名】Fallopia japonica

【英 名】Japanese knotweed

【開花期】7~10月

【花の色】クリーム色

【草 丈】~150cm