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キキョウソウ/ききょうそう/桔梗草

Common venus' looking-glass

紫の花が咲く雑草
セイタカアワダチソウ(左)などと共に道端に生える
ききょうそう,特徴
葉と蕾の様子
Common venus' looking-glass
花は下から順に咲く
キキョウソウの開花時期
キキョウソウの花 実際の花はかなり小さい
桔梗草,葉
葉はエリマキ状で、段々に並ぶ
Common venus' looking-glass
茎には毛があって白っぽく見える
種子
未熟な果実の様子

 

【キキョウソウとは】

・北アメリカを原産とするキキョウ科の一年草。いわゆる帰化植物であり、東北南部~九州の空き地や道端に群生する。花の色形が在来のキキョウを思わせるため、キキョウソウと名付けられた。

 

・キキョウソウの開花は5~6月。茎の上方にある葉の脇に、青紫の花が斜め上を向くように咲き、その下には地味な閉鎖花がある。

 

・花は合弁花で花先は五つに裂け、雄しべも5本ある。雌雄同株だがキキョウと同じように雄しべだけが先に熟し、自家受粉を避けている。

 

・花の後には円筒形の乾いた果実ができる。果実は熟すと中心部が裂け、そこから小さな種子がこぼれ落ちる。

 

・花は下から順に咲き上がり、葉(茎葉)も茎を抱くよう段状に並ぶため、別名をダンダンギキョウという。茎葉は楕円形で互い違いに生じ、縁には粗いギザギザがある。茎はやや角張っており、表面には下向きの毛を生じる。

 

【キキョウソウに似た植物】

・マツバウンラン

キキョウソウの基本データ

 

【分 類】キキョウ科/キキョウソウ属

     一年草

【漢 字】桔梗草(ききょうそう)     

【別 名】ダンダンギキョウ(段々桔梗)

【学 名】Triodanis perfoliata

【英 名】Common venus' looking-glass

【開花期】~6

【花の色】青紫

【草 丈】~80cm

 

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