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ジュンサイ/じゅんさい/蓴菜

Brasenia schreberi

じゅんさい,ジュンサイ,植物
ジュンサイの花は6~9月に咲く
ジュンサイ,じゅんさい
春先の様子(3月)
ジュンサイ,じゅんさい,水草
葉は直径5~10センチほど
ジュンサイ,じゅんさい,水草
花は直径2センチほど
ジュンサイ,じゅんさい,特徴
葉の裏面は紫がかった色に 葉柄は葉の中心から伸びる
ジュンサイ,じゅんさい
葉は茎から互い違いに生じる

 

 

 

【ジュンサイとは】

 

 

 

・北海道~九州に分布するハゴロモモ科の多年草。日本在来の水草の一種で、各地の池沼や溝に葉を浮かべて育つ。日本以外の温帯~熱帯にも分布しており、和名の「ジュンサイ」は漢名「蓴(ちゅん)」が転訛した「ジュン」に、食用になる草を意味する「菜」を合わせて音読みしたものとされる。

 

 

 

・観賞用に流通することはあまりないが、ぬめりのある新芽は低カロリーながら豊富な食物繊維を含んでおり、美容や健康によい食品として注目される。主たる産地は秋田県で、瓶詰にしたものが食用に流通する。

 

 

 

・食用にするのは水中にある若い葉や茎で、採取の旬は早春~初夏。寒天質の粘液に覆われてヌルヌルしているが、これを酢の物などにして食する。旬であれば生のままで酢の物や汁の実にできるが、旬を過ぎて硬くなったものは塩漬けにする。

 

 

 

・水に浮かぶ成葉は小判のような形で、表面には光沢があり、裏面は紫色を帯びる。葉柄は水中にある茎から互い違いに生じ、根茎は泥の中を横に這う。民間療法では葉や茎を腫物の治療、解熱、利尿に用いた。

 

 

 

・ジュンサイの開花は6~9月で、葉の脇から伸びた花柄に直径1.5~2センチほどの花が1輪ずつ咲く。花柄は長いが水上に現れるのは花のみ。花は小さく地味であるため、スイレンのように目立つことはない。同じような形をした花弁と萼片が3枚ずつあり満開時には外側に反り返るが、午後になるとつぼむ。

 

 

 

・ジュンサイが育つのは底部に厚い泥の層があるような古い池や沼。近年は開発による水質汚濁が進んでおり、地域によっては絶滅が危惧されている。

 

 

 

【ジュンサイに似た植物】

 

 

 

スイレン

 

 

 

コウホネ

 

 

 

ヒツジグサ

 

 

 

ハス

 

 

 

オニバス

 

 

 

 

ジュンサイの基本データ

 

【分 類】ハゴロモモ科/ジュンサイ属

     多年草

【漢 字】蓴菜/純菜(じゅんさい)

【別 名】ヌナワ/ジュシャ

     ズルンサイ/ミズドコロ

【学 名】Brasenia schreberi

【英 名】Water shield

【開花期】6~9月

【花の色】紫褐色

【草 丈】─(水深次第)

 

 

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