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オオイタビ/おおいたび

Ohibabi(climbing ficus)

おおいたび,蔓
イチジクと似たような実ができる
おおいたびかずら,芽出し
新芽は赤みを帯びる
大いたび葛
成葉は長さ4~9センチほど
ビルの緑化
暑さや乾燥に強く、壁面緑化に最適
イヌビワの仲間
この中に花らしくない花が咲く
いたびかずら,花
内部の様子(花が終わった後)
いたびかずらの木
ツル性だが樹齢を重ねると普通の木のようになる

【オオイタビとは】

・房総半島以西の日本各地に分布する常緑蔓性植物。オオイタビとは大きなイタビカズラを意味し、イタビカズラよりも大きな果実ができることによる。イタビはイヌビワ、カズラはツル性植物のこと。台湾や中国にも自生が見られる。

 

・暖地の海岸沿いに自生し、ツルの随所から気根を生じて他の樹木や崖を登る。暑さや乾燥に強く、丈夫な性質を持つため、石垣やコンクリート壁面の緑化に使われる。 

 

・葉は蔓から互い違いに生じ、長さ4~9センチの厚い楕円形になる。縁にギザギザはなく、葉の両端とも尖らない。表面は光沢があり、裏面は白っぽい。若葉は赤みを帯び、葉の様子は時期によってだいぶ異なる。

 

・開花は5~7月だが、イチジクと同じように花嚢(かのう)の中に咲くため、これを割らないと観察できない。雌雄異株であり、雌花の「花のう」は「果のう」に変わり、11~1月に熟すと紫色になる。果のう(=花のう)は楕円形で、長さは4センチほど。

 

【育て方のポイント】

・暖地性であり植栽の北限は関東地方あたりとなる。霜が降りる地域での地植えは難しい。適地であっても南側に植えるなど寒さ対策が必要。

 

・日向を好むが耐陰性もある。基本的には丈夫な性質を持ち、放置しても育つ。

 

【オオイタビの品種】

・プミラ ヴァリエガタ

 小型の葉に白い模様が入る品種。低温に弱く、鉢植えにしたものが観葉植物として数多く出回っている。

 

【オオイタビに似ている木】

・イタビカズラ

 オオイタビと同じような環境に生じるが、やや寒さに強い。葉はオオイタビよりも長く、先端が尖る。

 

いたびかずら,葉っぱ
イタビカズラ

・ヒメイタビ

 

 イタビカズラに似るが葉も花嚢も小さい。 

ひめいたび
ヒメイタビ

オオイタビの基本データ

【分類】クワ科 イチジク属

    常緑 つる性植物

【学名】Ficus pumila

【別名】プミラ

    フィカス・プミラ

【成長】やや遅い

【移植】挿し木で増やすのが一般的

【用途】壁面緑化/コンテナ栽培

【値段】700円~