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オウバイ/おうばい/黄梅

Winter jasmine

オウバイ 花言葉 画像
花言葉は「恩恵」「優美」など
オウバイとロウバイ
オウバイの蕾
オウバイ,おうばい,育て方
実際の花は直径2センチほど
オウバイとロウバイ,おうばい,違い
葉の様子 「ロウバイ」とはまったく異なる
黄梅,おうばい,庭木図鑑
新しい枝は緑色で、角ばっている
Winter jasmine in Japan
幹の様子

【オウバイとは】

・中国を原産地とするモクセイ科ソケイ属の落葉低木。中国名を「迎春花」といい、その名のとおり早春にウメに形が似るとされる黄色い花を咲かせる。1695年に出された「花壇地錦抄」にオウバイの育て方が載って入っるため、元禄時代頃には日本へ渡来していたと考えられている。

 

・ジャスミンの仲間で、英名を「ウインタージャスミン」という。また、キソケイやヒマラヤソケイ、熱帯性のボルネオソケイ、リュウキュウソケイ、タイワンソケイなども同じ仲間である。

 

・開花は葉が出る前の2~4月。ウメは5枚の花弁が独立する「離弁花」で多数の雄しべが目立つが、オウバイは6枚の花弁が根元で合着している「合弁花」であり、雄しべは2本しかない。

 

・花の直径は2~2.5cmで、横から見ると長い筒状になっており、ウメの花とは全く異なることが判る。オウバイの花にはウメの花のような香りもない。

 

・枝はつる状に垂れ下がる「半つる性」で、これもウメとは異なる。地面についた枝からは根が発生し、新たな株ができる。オウバイには実がならないが、こうした性質のため挿し木で簡単に増やすことができる。

 

・葉は対生で3つの小葉を持つのが特徴。枝は緑色で断面は四角っぽい。

 

【オウバイの育て方のポイント】

・日向を好み、日陰では生育、花つきが悪い。 

 

・比較的土質を選ばず、どこでも育てやすい。 

 

・寒さに強いが、地植えする場合、植栽の適地は東北地方南部が北限となる。 

 

・刈り込みに強いが、枝や花が下垂する姿を観賞するのが自然であり、植栽には相応のスペースが必要。また、花が咲くのは前年に伸びた枝であり、秋~冬に剪定すると花数が少なくなる。

 

【オウバイの品種】

・雲南オウバイ~同じく中国原産で似たような樹形だが、冬期も葉を落とさない常緑性であり容易に見分けられる。オウバイモドキともいう。  

雲南黄梅,おうばい
ウンナンオウバイ(オウバイモドキ)
おうばいもどき
葉が黄金になるオウバイモドキもある

 

【オウバイに似ている木】 

キソケイ

 ヒマラヤ原産でオウバイと似た花を初夏に咲かせる。

 

・マツリカ

 香水の原料として知られるオウバイの仲間。白い花を咲かせる。

 

 この他、分類上の関連はないが、早春に黄色い花を咲かせるレンギョウや名前の似たロウバイと混同されやすい。

オウバイとロウバイの違い
ロウバイ(ソシン)
オウバイとレンギョウの違い
レンギョウ(シナ)

オウバイの基本データ

 

【分類】モクセイ科 ソケイ属

    落葉広葉 低木

【漢字】黄梅(おうばい)

【別名】オウシクバイ

    ゲイシュンカ(迎春花)/小黄花

【学名】Jasminum nudiflorum

【英名】Winter jasmine

【成長】早い

【移植】簡単

【高さ】1m~2m

【用途】花木/盆栽/切花

【値段】500円~