ムベ

Japanese staunton-vine

アケビに似たツル,葉
アケビに似るが、冬でも葉が落ちない
むべ,植物
ムベの新芽
常磐木通,葉
新葉の様子
むべ 花
葉の展開と共に開花する
木通に似た葉っぱ,つる
花もアケビに似るが、力強い
郁子の花
ムベの花
mube
葉とツルの様子
つる ムベ
若い蔓の様子
むべ棚
フジやアケビと同じように棚仕立てで管理する
mube,fruits
未熟な実の様子
郁子の実
アケビと違い、熟しても割れない
mube,turu
樹齢を重ねると木質化する

【ムベとは】

別名「トキワアケビ」のとおり常緑性のアケビ。暖地性であり関西地方以西の原野や山間に分布するが、温暖化とともに東北地方あたりでも育てることができるようになってきた。朝鮮半島や中国にも自生が見られる。

 

・果実はアケビに似るが、アケビのように実が自然に割れないため、実のなっている期間が長い。

 

・種子が多く食べるところが少ないため、現代人にとっては魅力に乏しいようだが、大昔は貴重な山の幸であり、砂糖が輸入される前は代表的な甘味料として重宝され、朝廷に献上されることもあった。

 

・とはいえ味の方はあまり特徴がなく、多少の甘みがある程度。種ごと頬張ってわずかな果肉と果汁をいただくのが一般的な食べ方。

 

【育て方のポイント】

・日当たりと水はけの良い場所を好む。植え穴に腐葉土などを入れておくのがよい。

 

・雌雄同種だが、実を付けさせるには強度の剪定を行って開花を促すなどのコツがいる。二株以上を一緒に植えるのが手っ取り早い。

 

・つる性であるため、フェンスに這わせたり、棚を作って管理するのが一般的な方法。つるの成長は早く、年間に1m以上伸びる。麻縄やシュロ縄で誘引して、つるが四方に拡散しないようにする。 

ムベの基本データ


【分類】アケビ科 ムベ属

    常緑広葉 つる性 

【学名】Stauntonia hexaphylla 

【別名】トキワアケビ/ウベ

【成長】かなり早い

【移植】難しい 

【長さ】15m以上 

【用途】フェンス/棚/食用 

【値段】1000円~5000円