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ツルアジサイ

漢字表記:蔓紫陽花(つるあじさい)

別  名:ツルデマリ/ゴトウヅル

学  名:Hydrangea petiolaris

英  名:Climbing Hydrangea

花言葉
梅雨の始めに清楚な花を咲かせる
鶴紫陽花,新芽
ツルアジサイの冬芽
Climbing Hydrangea
新葉と蕾の様子
蔦のようなアジサイ,イワガラミと似てる
咲き始めのツルアジサイ
つるあじさい,いわがらみ,違い
イワガラミ似るが装飾花は4枚
鋸歯,つるあじさい,いわがらみ
葉には規則的なギザギザがある
葉っぱ,蔓性の紫陽花,種類
裏面の様子
鶴あじさい,美
花の後には細かな果実ができて
Climbing Hydrangea,fruits
秋には褐色に熟す
ヒゲ根のあるアジサイ
ツルから生じる気根
Climbing Hydrangea,winter
冬の様子

【ツルアジサイとは】

・北海道~九州の山地に分布するアジサイ科アジサイ属のつる性落葉低木。原産地の日本で庭木として使うのは稀だが、ヨーロッパへ渡ったものは人気を博し、トレリスやフェンスを使った庭木として広まっている。耐寒性が高く、日本以外でも南千島、樺太及び朝鮮半島の南部に自生する。

 

・蔓性のアジサイという意味でツルアジサイと呼ばれる。よく似たイワガラミはアジサイ科イワガラミ属であり、アジサイ属では本種だけが蔓になる。

 

・開花は梅雨時の6~7月で、多数の小さな花が、直径15センチほどの円形に集まって咲く。アジサイと同様に、中央部にあるレース状の部分が本当の花の集りであり、外側に目立つ花弁のようなものは装飾花である。

 

・花は雌雄の別がない両性花。合体した5枚の花弁があるが、開花直後に落下するため、線香花火のように伸びるの雄しべだけが目立つ。装飾花が4枚単位で生じるのがイワガラミとの明確な違い。

 

・花の後には小さな球形の乾いた果実ができ、9~10月になると褐色に熟す。果実には翼のある種子を含み、これが拡散することで繁殖するが、園芸では挿し木で増やすことが多い。

 

・ツルアジサイの葉は蔓から対になって生じ、長さ5~10センチほどの広い卵形になる。葉の先端は尖り、縁に細かなギザギザが規則的に並び、基部は丸みを帯びるのが多い。

 

・新芽はキュウリのような香りがあるが、クセやアクがなく、お浸しや和え物にして食用される。

 

・蔓には「気根(付着根)」と呼ばれるヒゲ根を多数生じ、他物に絡まりながら繁茂する。自然界ではカラマツなどの針葉樹や岩場を這い上がるように育ち、10mを超える高さまで登ることも珍しくない。樹皮は褐色で、樹齢を重ねると薄く剥がれ落ちる。

 

【ツルアジサイの育て方のポイント】

・耐寒性が高いため、日本全国で育てられる。病害や害虫にも強い。

 

・環境への適応力はあるが、腐植質に富む土壌を好むため、継続して花を観賞したい場合は定期的に肥料を施すのがよい。

 

・湿気の多い場所を好み、乾燥と夏の暑さを嫌う。多数の花を観賞するには日向へ植栽した方がよいが、半日陰の方が育てやすい。

 

・気根を生じながら繁茂するため、トレリスやパーゴラにして管理するのが普通。定期的な剪定が欠かせないが、晩夏以降に剪定すると翌年の花数が少なくなるため注意したい。

 

【ツルアジサイに似ている植物】

・常緑ツルアジサイ 

 メキシコを原産とするアジサイ属の仲間。冬季でも緑の葉を保つため庭木としてはより好まれる。

 

【イワガラミとの違い】

・イワガラミの装飾花は1枚のみ。ツルアジサイは3~4枚ある。開花はイワガラミの方が遅い。また、イワガラミの葉の縁には、ツルアジサイより鋭い(大きい)ギザギザが疎らにある。

見分け方,ポイント,違い
イワガラミの花と葉の様子

ツルアジサイの基本データ

【分類】アジサイ科 アジサイ属

    落葉つる性広葉

【成長】早い

【移植】困難

【高さ】~15m

【用途】パーゴラ/トレリス/フェンス

【値段】1200円~

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