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イワガラミ/いわがらみ/岩絡み

Climbing hydrangea

イワガラミの花 庭木図鑑
木の上に咲くアジサイ!?
イワガラミ,いわがらみ,冬芽
落葉性であり、冬芽はこんな感じ
Climbing hydrangea
新葉の様子
イワガラミの葉っぱ,いわがらみ,画像
成葉の様子
Climbing hydrangea
でき始めのツボミの様子
いわがらみ 花
蕾の様子
Climbing hydrangea
本当の花は、とても小さい
ゆきかずら,植物
装飾花は脈が目立つ
岩絡み 花 写真
岩や木をつたって上へ上へと伸びる
岩絡み 蔓
イワガラミのツル
蔓アジサイとイワガラミ,いわがらみ
絡まれた木は、樹勢が落ちる
イワガラミ,いわがらみ,種子
花の後には円錐形の果実ができ、9~10月に熟す
いわがらみ,植物
冬季の様子

【イワガラミとは】

・北海道から九州まで日本全国に見られるアジサイ科のツル性植物。ツルから気根を生じ、大きな岩や木に絡まりながら育つため、イワガラミと名付けられた。

 

・林の縁や岩場などに自生しており、庭に使われることは少ないが、ツル性であるため、いわゆるガーデニングでは立体的な演出に用い、近年では壁面緑化に使われる例もある。

 

・開花は5~7月でガクアジサイと重なり、よく似たツルアジサイよりは半月ほど遅い。花びらのように見えるのはアジサイ同様、装飾花と呼ばれるもので、花が枯れた後も落ちずに残る。自生種での装飾花は白いが、栽培品ではピンク色になるものもある。

 

・イワガラミの本当の花の内側でモヤモヤしている部分で、同時期に咲くクリに通じる精臭がある。小さなクリーム色の花は両性花で、1本の雌しべと10本の雄しべ、そして5枚の花弁があるが、花弁は開花後すぐに落下する。

 

・葉は卵形でツルから対になって生じる。先端の縁には粗くて鋭いギザギザがあるのが特徴。ツルは7~10mほどに育ち、ツルから伸びる枝は垂れ下がり気味に育つ。

 

【イワガラミの育て方のポイント】

・丈夫な性質を持ち、放置しても育つ。ただし、乾燥と暑さを嫌うため、湿気があり、かつ、水はけの良い場所に植えるのが望ましい。

 

・ヤドリギなどのように他の樹木に寄生するようにも見えるが、水分や養分を奪うことはない。ただし、繁茂すると絡まれて日陰となった植物の勢いは落ちる。

 

・壁面緑化や緑のカーテンに使う場合、植え付け直後は支柱などで支える必要がある。

 

・挿し木や取り木で簡単に増やすことができる。

 

【イワガラミに似ている木】

ツルアジサイ(ゴトウヅル)

 イワガラミの装飾花はスペード形で1枚ずつ生じるが、ツルアジサイは装飾花(萼片)は「田」の字に4枚ある。また、ツルアジサイの葉には、より細かな鋸歯がある。

イワガラミの基本データ

 

【分類】ユキノシタ科 アジサイ属

    落葉 つる性植物

【別名】ユキカズラ

【学名】Schizophragma

    hydrangeoides

【成長】やや遅い

【移植】簡単だが、掘り起こすのが難儀。

    挿し木で増やすのが一般的。

【用途】棚/壁面緑化/緑のカーテン

【値段】700円~