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オオデマリ/おおでまり/大手毬

Japanese Snowball

flowers of Japanese Snowball
まさに大きな手毬のような花 花言葉は「約束」など
おおでまり
冬芽の様子
おおでまり,花木
芽出しの様子
Japanese Snowball
新葉の様子
大手毬,おおでまり,花,画像
新葉と蕾の様子
おおでまりのはな,特徴
咲き始めは緑色がかる
オオデマリの花,画像
直径は10センチほどと大きい
おおでまり,小花
花の一つひとつは、とても小さい
オオデマリ,開花時期
花が重く、樹形全体としてはまとまりがつかない
手鞠花,植物
葉は対生で、若葉はオオカメノキを小さくしたような感じ
オオデマリ,木,葉っぱ
オオデマリの葉は季節と共に変化に富んで美しい
おおでまり,紅葉,庭木図鑑
紅葉初期の様子
Japanese Snowball,red leaf
赤く染まったオオデマリの葉
オオデマリの紅葉,時期
紅葉期は株全体が派手に主張する
おおでまり,幹,画像
若い幹や枝はサクラのように艶があるが・・・
おおでまり,大手毬,樹木
樹齢を重ねるとシワが入る

【オオデマリとは】

・レンプクソウ科の落葉低木で、アジサイに似た球形の花を観賞するため庭園などに植栽される。日本あるいは中国に自生するという説、本州の日本海側に自生するヒロハヤブデマリの変種とする説があり、来歴ははっきりしないが、江戸時代以前には庭木として定着していた。

 

・オオデマリの開花は4~6月で、枝先に多数の小花が集まって直径7~10センチほどの球形になる。この花の集りを大きな手鞠(てまり)に見立ててオオデマリと名付けられた。咲き始めの花は淡い緑色を帯びるが、咲き進むと純白になる。

 

・鞠を形作るのは花弁が変化した「装飾花」と呼ばれるもの。大きさは不揃いで、先端は不規則に五つに裂ける。オオデマリは品種が多く、秋に開花するものもある。また、花材として流通するオオデマリは、温室で促成栽培されたものであることが多い。

 

アジサイの装飾花は萼片が変化したもので、よく見ると本来の花を見付けることができる。花は全て中性花だが雄しべや雌しべは退化しており、果実もならない。このためオオデマリの繁殖は挿し木による。

 

・葉は先端の尖った大きな円形で枝から対になって生じ、葉脈が深いため裏面は皺になる。秋になると葉が黄色や赤に変化して美しい。

 

・枝は分岐が多く繁茂する。若い枝の樹皮は緑色を帯びた灰色だが、樹齢を重ねると褐色に変わり、不規則な縦皺が入る。オオデマリの枝は曲げやすく、編みこみやすいため加工品として使われる。

 

【オオデマリの育て方のポイント】

・日向を好むが半日陰でも花が咲く。

 

・土質を選ばず、丈夫に育つが、肥沃で水はけの良い場所が好ましい。

 

・病害虫の被害が少ない。

 

・成長が遅く芽を出す力も弱いため、剪定は好まない。その上、樹形が整いにくく、枝ぶりは雑然とした感じにせざるを得ない。花が咲くのはその年に伸びた枝先であり、春先に剪定すると花数は減る。

 

【オオデマリの品種】 

・ステリーレ

 春(5~6月)と秋(11月)に花が咲く園芸品種

 

・ピンクオオデマリ

 ピンクの花を咲かせる品種(カームズピンクなど)

 

・ジェミニ

 白とピンクの二色の花を咲かせる品種。ふたご座の星にちなむ。 

大手茉莉,種類
オオデマリ ステリーレは年に二回咲く
おおでまり,種類
ピンクオオデマリ
おおでまり 品種 ピンク
「オオデマリ ジェミニ」は二色の咲き分け

 

【オオデマリに似ている木】

コデマリ

 オオデマリとセットで考えられがちだが、雰囲気だけ似た小さな花を咲かせる。バラ科でありオオデマリとは根本的に異なる。

 

・スノーボール(ビバーナム)は同じような花を咲かせるが葉の形が全く異なる。

 

オオカメノキ(ムシカリ)

 オオデマリと似たような葉を持ち、同じように小花を密生させる。

 

ヤブデマリ

 同じような葉と花を持つが、オオデマリは花のすべてが装飾花になっている点がヤブデマリと異なる。

 

トキワガマズミ

 地中海沿岸を原産とする常緑低木。成長が遅いため生垣や花材としての人気が高い。

オオデマリの基本データ

 

【分類】スイカズラ科

    (レンプクソウ科)

    ガマズミ属

    落葉広葉/低木

【漢字】大手毬/大手鞠/粉団花

【別名】テマリバナ/マリバナ

    ビブルナム

【学名】Viburnum plicatum

【英名】Japanese Snowball

【成長】遅い

【移植】簡単

【高さ】1~4m

【用途】花木/公園/切花

【値段】1000円~