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イロハモミジ/イロハモミジ/伊呂波紅葉

Japanese maple

Japanese maple and bamboo
紅葉といえばイロハモミジ
いろはもみじ,ふゆめ,イロハカエデ
冬芽の様子
イロハモミジ 新芽 画像
新葉の展開と同時に開花する
モミジの花,カエデの花,画像
花の様子
モミジの実 種子
花の後にはプロペラ付きの実ができる
イロハモミジ,いろはもみじ,画像
紅葉だけでなく新緑もよい
いろはかえで 葉っぱ
和風庭園の定番の一つ
モミジの垣根,いろはもみじ
垣根にされることもあるが・・・
Japanese maple tree
自然な姿が美しい
イロハモミジ,いろはかえで,写真
モミジには夕日が似合う
モミジ,幹
成長は早く、巨木も多い

【イロハモミジとは】

・福島県及び福井県以南の暖地を原産地とするムクロジ科カエデ属の落葉広葉樹。低山や里山の林内に自生し、紅葉の美しさから日本の秋を象徴する木となっているが、韓国の山地にも普通に見られる。

 

・一般的にモミジという場合は本種を指すことが多い。ここでは俗称の「モミジ」を使うが、「イロハカエデ」が本来の呼び名。ちなみにカエデ属は北半球に約140種が知られる、そのうちの多くは東洋に分布する。

 

・葉っぱが5~7つに大きく裂けることから、イロハニホヘトの文字を当ててイロハモミジ(あるいはイロハカエデ)と呼ばれるようになった。若葉は5つ、成葉になると7つに裂けるのが普通。柄を除いた葉の直径は3~7センチほどで他のモミジに比べると小さめであり、別名をコハモミジという。

 

・別名のタカオモミジは紅葉の名所として知られた京都の高雄に由来する。本種とオオモミジを併せてタカオモミジ(カエデ)と呼ぶこともある。枝葉に変異が多く、古くから数多くの園芸品種が作りだされ、その数は200を超えるとも。葉の切れ込みが深く、手のひら状になるシメノウチなどが有名。

 

・あまり話題にならないが春の芽出しと共に深紅の小花が咲く。花の直径は5ミリほどで、枝先に垂れ下がって咲く姿は美しい。

 

・花の後にはプロペラ様の実(画像参照)ができる。実は熟すと二つに分かれ、回転しながら飛んでいく。

 

・人名に多用される「楓」は本種をイメージしていると思われるが、中国語としての「楓」はフウ(タイワンフウ)を指す。また、盆栽の世界ではイロハモミジを「ヤマモミジ」と呼ぶことがあるものの、本来のヤマモミジは本種と異なる。

 

【育て方のポイント】

・湿気のある日向がベストだが、半日陰にも耐える。

 

・成長が早く巨木となるが、剪定を好まない。特に夏季の強い剪定は枝枯れを引き起こす可能性が相当高い。また、自然樹形をいかす剪定は難しい。一般家庭での植栽には広いスペースが必要となる。

 

・垣根として使うケースもあるが、成長が早く、すぐに形が乱れて長続きはしない。

 

【イロハモミジの品種】

オオモミジ

ベニシダレ(紅枝垂れ)

アオシダレ(青枝垂れ)

イロハモミジの基本データ

 

【分類】カエデ科/カエデ属

    落葉広葉/高木 

【学名】Acer palmatum 

【別名】カエデ/モミジ/イロハカエデ

    タカオカエデ/タカオモミジ

    コハモミジ/テナライモミジ 

【成長】早い 

【移植】簡単 

【高さ】5m~30m 

【用途】和風庭園/公園/盆栽 

【値段】500円~