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アカメガシワ/あかめがしわ/赤芽槲

Japanese Mallotus

新芽が赤い葉
名前の由来は、この赤い新芽にある
あかめがしわ,冬芽
冬芽の様子
あかめがしわ,樹木
新芽の様子
アカメガシワ,葉っぱ,特徴,あかめがしわ
成葉は軸と葉脈に赤みが残る
Japanese Mallotus,flower
花は地味だが、他の花が少ない時期に咲くのでよく目立つ
アカメガシワ,あかめがしわ,開花時期
花はよく見ると小さな黄色い花が集まってできている
あかめがしわ 特徴
樹高は10mほどになり、下枝はなくなりやすい
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アカメガシワの実
赤芽かしわ,あかめがしわ
秋に黄葉するが、さほど美しくはない
アカメガシワ茶
健康食品のアカメガシワ茶は樹皮から作る

【アカメガシワとは】

・東南アジアの山地に見られるトウダイグサ科の落葉樹で、日本では本州中南部、四国及び九州の山地に分布する。晩春の芽吹きが紅色で美しいことから、生け花の花材として使われるが、基本的には雑草と共に藪の中にあるような木。象徴的な新葉が赤く見えるのは、表面が細かな赤い毛で覆われているため。

 

・幹や枝の出方は直線的で面白みがないものの、「ヒサキ」の名で歌に詠まれる、いわゆる「万葉植物」に数えられる。

 

・雌雄異株で6月頃に黄色い花を咲かせる。雄花は画像のように雄しべがたくさんあって目立つ。花の後にできる実には柔らかい棘がある。実が熟すのは10月頃で、暗褐色の艶やかな色になる。

 

・アカメガシワの葉は団子や寿司を包むのに使われ、材は建築用、器具用に使われる。また、樹皮は胃潰瘍に効くとして注目を浴びた時期があった。今でも健康食品、ダイエット食品として「アカメガシワ茶」が売られている。

 

・若木の樹皮は画像のように白くて美しい。樹齢を重ねるとともに次第に裂け目ができ、網目模様のようになる。

 

【育て方のポイント】

・藪の中でも育つが、基本的には日向を好む陽樹

・丈夫な性質を持ち、土質を選ばずに育つ。

・成長が早く大木となる上、剪定で形を整えるのは難しい。広大なスペースで放任して育てるのが理想的。一般家庭で庭木として使うような木ではない。

 

【アカメガシワの品種】

・斑入りアカメガシワ

 葉に模様が入る品種で園芸用として稀に流通する。

ヒサキ.アズサ,あかめがしわ
斑入りアカメガシワ

アカメガシワの基本データ

 

【分類】トウダイグサ科/アカメガシワ属

     落葉広葉/高木

【学名】Mallotus japonicus

【別名】ヒサキ/アズサ

【成長】早い

【移植】難しい

【高さ】5m~10m

【用途】雑木

【値段】2000円~