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エンジュ(槐)

Chinese scholar tree

槐 庭木図鑑
花の時期の様子
Chinese scholar tree,leaf
エンジュの葉
エンジュの葉っぱ 裏側
葉の裏側の様子
エンジュ ツボミ
槐の蕾
槐 種子 果実
エンジュには豆のような実がなる
エンジュの幹
樹皮の様子
枝垂れ槐 画像
シダレエンジュは中国で人気が高い

【エンジュとは】

・エンジュは中国北部を原産とする落葉樹であり、夏場に枝葉を茂らすため、木陰を作る緑陰樹として公園や街路樹に使われる。

 

・学名に「japonica」とあるのは日本産と勘違いされたため。原産地の中国では「出世の樹」、「崇拝の樹」として中庭に植えられることが多く、変種のシダレエンジュ(上の画像)は特に好まれる。

 

・古代中国(周)では朝廷にエンジュを三本植え、大臣がそれに向かって座った格式の高い木とされる。

 

・7~8月にかけて咲く花は、小さな蝶(あるいはエンドウ)のような形で、クリーム色。遠目からは木の上に煙が立ち上がっているように見える。秋には数珠のような果実(写真)が枝先から垂れ下がる。

 

・エンジュという名は、イヌエンジュの古名「エニス」が転訛したものとされる。

 

・エンジュの根は「苦参(くじん)」という漢方薬になる。アルカロイドなどを含み、解熱や利尿に効果があるとされる。

 

【育て方のポイント】

・エンジュは基本的には肥沃な土を好むが、荒地に最初に育ついわゆる「パイオニア植物」であり、よほど乾燥が厳しくなければ痩せ地でも育つ。

・耐寒性があるものの、植栽適地は関東以西となる。

・枝葉を大きく広げるため、エンジュ本来の樹形を楽しむにはある程度のスペースが必要となる。剪定には強いが自然樹形が美しく、剪定によって形が乱れやすい。

・移植を嫌うため植え場所を慎重に選ぶ必要がある。

・病害虫には比較的強いが、さび病にかかることがある。

 

【類似種、園芸品種】

・シダレエンジュ

 枝が垂れ下がり、なおかつ曲がる。

イヌエンジュ(=クロエンジュ)。

 北海道又は本州北部に分布する。似たような葉だが、裏側に細い毛が密生する点が異なる。また、イヌエンジュの実はエンジュのような肉厚の数珠にならず、平らなサヤになる。

・この他に赤や青の花を咲かせる品種がある。 

 

エンジュの基本データ

 

【分類】マメ科/クララ属

    落葉広葉/高木

【学名】Sophora japonica 

【別名】エニス/エニスノキ

    コヤスノキ/カイジュ

    キフジ/ホンエンジュ 

【成長】やや早い 

【移植】難しい 

【高さ】10m~25m 

【用途】街路樹/公園 

【値1000円~5000円