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イタヤカエデ(板屋楓)

Itaya kaede

イタヤカエデ 黄葉
日本で最も大きくなるカエデ
イタヤカエデ 種
春に黄色い花が咲き、その後、画像のような種子ができる
板屋 板谷 楓
葉の様子(初夏)
イタヤカエデ 葉っぱ
葉が屋根用の板に似るとして名付けられた(初夏の様子) 
板谷楓 種子 画像
イタヤカエデの種
いたやかえで 樹形
大振りであるがために、いい加減に剪定されることが多い
イタヤカエデ 紅葉
暖地では十分に色づく前に落葉する
イタヤカエデ 樹形
真冬の様子
板谷楓 樹皮
樹皮は暗褐色で、古木では裂け目が入る

【イタヤカエデとは】

・北海道から九州まで日本の広い範囲に分布するカエデの仲間。東北地方など寒い場所の山地に多い。大きな五角形の葉が空を覆う様子を、板葺きの屋根に見立ててイタヤカエデと名付けられた。

 

・秋に葉が黄色くなるカエデの代表だが、別名「トキワカエデ(常磐楓)」のとおり基本的には秋季も緑色の葉を保ち、落葉直前のみ黄葉(稀に紅葉)する。寒冷地ではキレイに紅葉するが、街中ではその大きさゆえに無残に剪定されているものが多い。

 

・イタヤカエデは生育地が広いため環境による変種が多い。葉の形は地方や樹齢によって異なるが、基本的には対になって生じ、ほぼ円形で浅く拳状に裂け、先端が尖り、葉の縁にはギザギザがない。

 

・カエデの仲間としては花が目立つ樹種で、4~5月頃の芽出し前、枝いっぱいに黄緑色の花を房状に咲かせる。花が目立つため「ハナカエデ」や「ハナノキ」と呼ぶ地方もあるが、本種とは別にハナノキというカエデの仲間があってややこしい。花の後にできる実には2枚の羽根があり、10月頃に成熟する。

 

・カエデの仲間ではもっとも大きく育ち、材が白くて美しいことや弾力性に富むことから建材、器具材のほか、家具、楽器、バット、こけし、スキー板などに使われる。

 

・早春、幹に穴をあけるとサトウカエデなどと同様に甘いシロップを採取することができる。この樹液は煙草の香料にも使われる。

 

【育て方のポイント】 

・肥沃な土地を好むものの、丈夫な性質を持ち、あまり環境を選ばずに育つ。

 

・成長が早く、巨木になりやすい。直径1mに達するものも見られる。このため大胆に剪定されることが多いが、夏場に大枝を切ると枯れこみやすい。

 

【品種】

・オニイタヤ、アカイタヤ(ベニイタヤ)、エゾイタヤ、イトマキイタヤ、エンコウカエデ、双子山、秋風錦、常盤錦など多数。

イタヤカエデ 紅葉
ベニイタヤカエデ
イタヤカエデ 品種 種類
エンコウカエデ
鬼イタヤカエデ
オニイタヤカエデ

イタヤカエデの基本データ

 

【分類】カエデ科 カエデ属

    落葉広葉 高木 

【学名】Acer mono maxim.

【別名】トキワカエデ/ハナノキ

    エゾイタヤ/マイタヤ

【成長】早い

【移植】普通

【高さ】15m~20m 

【用途】公園

【値段】2000円~20000円