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アメリカデイゴ
Cockspur Coral Tree







【アメリカデイゴとは】
・初夏から真っ赤な花を咲かせるアメリカデイゴは、南アメリカ(ブラジル及び北部アルゼンチン)を原産とする暖地性の花木。日本へ渡来したのは江戸時代末期のこと。
・寒さを嫌うため日本で植栽できるのは、本州南部~沖縄にかけて。九州などでは街路樹として利用され、沖縄では県の花に、鹿児島では県の木に指定される。本州でも海辺の公園などで見ることができる。
・長さ7~8センチの花びらが枝先に多数集まって花房となる。
・デイコという名は、沖縄名の「梯枯」を音読みしたもの。
・仏典では「天上界の花」とされる。
【育て方のポイント】
・日照と水はけのよい場所を好む。
・病害虫、潮風に強い。
・落葉樹であり、冬場は寂しい。
・枝葉に小さな棘がある。
【品種、類似種との見分け方】
・デイゴ(別名エリスリナ)は葉の裏面にビロード状の毛があるため見分けられる。なお、デイゴはインド原産で、寒さに弱いため本州での地植えは難しい。
アメリカデイゴの基本データ
【分類】マメ科/デイゴ属
落葉/低木
【学名】Erythrina crista-galli
【別名】カイコウズ(海紅豆)
ホソバデイコ
【成長】かなり早い
【移植】簡単
【高さ】5m~7m
【用途】花木/街路樹/公園
【値段】2000円~10000円