ユサン(油杉)

yu san

アブラスギ 木
日本ではあまりお目にかけないユサン
ユサン 木
葉はテカテカしている 別名アブラスギ
ゆさん 樹木 特徴
葉の裏側の様子
油杉 実
ユサンのマツボックリ
ユサン 樹木
樹皮の様子

【ユサンとは】

・中国中西部、台湾及びインドシナ半島を原産とするマツ科の常緑樹。材に油分が多いことから、別名にアブラスギがある。根の精油や種を薬用とする。

 

・日本には大正時代の初期に渡来し、暖地の公園などに植栽される。庭木としての利用はまれ。

 

・日本のスギのような円錐形の樹形になるのが一般的。原産地では大木となり、直径は2.5mを超えるものもある。このため建材、器具材としての利用も多い。マツの仲間ながらスギと名乗るのは材木としての流通が多いためか。樹皮は明らかにスギのそれとは異なる。

 

・葉は長さ2~4センチでカヤに似るが柔らかく、より光沢がある。また、カヤとは異なって裏面が緑色。若い枝には綿毛が多いのが特徴。

 

・春には花が咲き、その後、マツボックリができる。マツボックリは長さ5~20センチの円柱形で、枝先に直立する。熟すにしたがってオレンジ→緑→褐色と変色する。形が整っておりクロマツアカマツなどとは趣が異なることから、リース材などに使われる。種子から採れる油分は墨の原料である油煙となる。

 

【育て方のポイント】

・基本的には日向を好むが耐陰性があり、半日蔭でも育てられる。

・寒さに強く、空気の良い寒冷地が最適。

・ある程度の耐暑性はあるものの、西日や強い日差しには弱い。

・剪定すると形が乱れることや枯れ込むことがある。しかし、放置すると下枝がなくなりやすいため、可能な限り弱めの剪定をして、木の下部にも日差しが当たるようにしたい。

・幼木の成長は遅いが、植栽してから10年ほど経つと急激に成長のスピードが上がる。順調に育てば大木になるため、相応のスペースが必要。

ユサンの基本データ

 

【分類】マツ科 アブラスギ属

    常緑針葉 高木

【学名】Keteleeria davidiana Beissn.

【別名】アブラスギ/ユサン/シマモミ

    タイワンアブラスギ/テッケンユサン

【成長】早い

【移植】普通

【高さ】30m~40m

【用途】公園/材木

【値段】5000円~