庭木図鑑 植木ペディア > ハイビャクシン

ハイビャクシン/はいびゃくしん/這柏槙

creeping cedar

ハイビャクシン 樹木図鑑
葉は灰色がかった緑色で和洋問わず使われる
ハイビャクシン,はいびゃくしん,画像,庭木
ハイビャクシンの葉の様子
ハイビャクシンの葉っぱ 植木
手入れの具合によっては、杉のような葉が発生する
はいびゃくしん,木
ハイビャクシンの蕾
ハイビャクシンの花
花の様子
ハイビャクシン,はいびゃくしん,実,球果
秋にできる実は表面が粉を吹いたような状態になる
はいびゃくしん 特徴
広い場所で寄せ植えすれば、こんな感じになる
はいびゃくしん,樹木
稀にこうした仕立て方も
はいびゃくしん,植木
枝葉は横へ広がり、降雪にも耐える
creeping cedar,picture
樹皮の様子

【ハイビャクシンとは】

・長崎県と福岡県の一部(壱岐、対馬、沖島)及び朝鮮半島南部の大黒山島に自生するヒノキ科の常緑針葉樹。ビャクシン(イブキ)の類種であるが、枝葉や幹が地を這うように育つこと以外はビャクシンと変わらない。

 

・海辺の岩場など乾燥した場所を好み、海風に沿って低い背丈を維持することから、「イソナレ(磯馴)」という別名がある。ロックガーデンなどに数株まとめて植えると雰囲気が出る。

 

・葉は青緑色で長さは6~8ミリでほど。2~3本が一緒になって枝から生じる。針状になるのが普通で、先端に触れるとチクチクするが、老木では鱗状になるものもある。

 

・目立たないが4月頃に開花し、果実もできる。雌雄異株だが稀に同株もある。果実は直径7~8ミリの扁平した球形で、でき始めは緑色だが、開花翌年の9~10月になるとハイネズと同じような黒紫色に熟す。

 

【育て方のポイント】

・成長が遅く、病気にも強いため、あまり手をかけずに年中緑色のグラウンドカバーとなる(ただし、背丈は最低でも30センチほどになるため、芝やリュウノヒゲのようなイメージのグランドカバーにはならない) 

 

・肥沃地がベストだが、痩せ地でも育ち、挿し木で増やすこともできる。

 

・寒さには強いが、日陰では生育が悪い。 

 

カイヅカイブキと同様に、赤星病の媒体となる可能性があるため、梨の栽培地ではハイビャクシンの植栽について条例等を確認する必要がある。

 

【ハイビャクシンに似ている木、園芸品種】

・高山にも自生するミヤマビャクシンは、ハイビャクシンに似た外見を持つが、幹から伸びる枝が斜め上に伸びる点が異なる。

 

・一般的にはハイビャクシンを植えるよりも、その園芸品種であるウィルトニー、ブルーカーペット、バーハーバー、ブルースターなど洋風のものに人気がある。

ハイビャクシン,はいびゃくしん,種類
葉に模様が入る「フイリハイビャクシン」
ハイビャクシンの品種
アメリカハイビャクシン マザーローデ

ハイビャクシンの基本データ

 

【分類】ヒノキ科 ネズミサシ属

    常緑針葉 低木(匍匐)

【学名】Juniperus procumbens

【別名】イワダレネズ

    イソナレ(磯馴)/ソナレ 

【成長】遅い 

【移植】普通 

【高さ】30センチ~60センチ

【用途】公園/グランドカバー

    根締め/盆栽 

【値段】400円~