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タギョウショウ(多行松)

Japanese umbrella pine

背の低い松,小さい松
皇居 大手門
タギョウショウ 庭木図鑑
タギョウショウには黒松タイプの葉を持つものと・・・
タギョウショウの葉っぱ
赤松タイプの葉を持つものがある
たぎょうしょう 樹木
稀に花が咲き、まつぼっくりができる
Japanese umbrella pine
英語ではアンブレラパインという
Japanese umbrella pine,small pinetree
樹皮はアカマツに似る

【タギョウショウとは】

・神社、仏閣及び公園などに見られる背の低い松。アカマツの園芸品種で自然界には存在しない。クロマツアカマツを接いで作られたものだが、それらのように大きくはならない。

 

・根元付近から多くの幹が生じるのが特徴。傘を広げたような樹形になる。幹や葉はアカマツと同様だが、花や実ができることは稀。個体によってはクロマツのような芽が出ることもある。 

 

【育て方のポイント】

・性質はアカマツとほぼ同じだが、背が低いため管理はしやすい。ただし、人工的に作られたもので樹勢は弱く、短命(50年以内)な個体が多い。また、種を播いてもアカマツになることが多い。

 

・他の植木と風景が馴染みにくいため、タギョウショウだけを列にして植えたり、単独で広いスペースに植えることが多い。

 

【タギョウショウの品種】

・ジャノメタギョウショウ

 葉に模様が入る品種で、葉を上から見ると蛇の目傘のように見える。

 

【似ている木】

・チョウセンタギョウショウ

 樹形はタギョウショウと同じだが、幹の分岐点が地際から少し上になっている。

 

・タギョウクロマツ(多行黒松)

 

 黒松の園芸品種。根元から多数の幹を生じる。

 

・ウツクシマツ(美松)

 樹冠が半球状になる品種で、滋賀県のごく限られた地域に自生しており、大正時代に天然記念物に指定された。タギョウショウよりも幹の開き方が狭く、葉が柔らかい。学名はタギョウショウと同じ。

タギョウショウの基本データ

 

【分類】マツ科 マツ属

    常緑針葉 低木

【学名】Pinus densiflora

【別名】 

【成長】かなり遅い

【移植】難しい

【高さ】2m~3m

【用途】神社/寺社/公園

【値段】3000円~20000円