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アカマツ(赤松)

Japanese Red Pine

赤松と黒松 違い
アカマツは女松、クロマツは男松と称される。
Japanese red pine tree
新芽が茶色いのがアカマツの特徴。クロマツは白い。
松の種類
黒松に比べて幹が赤茶色であるため赤松という。夕日に映えると特に赤茶に見える。
赤松 透かし剪定
庭に使う場合、こんな感じに枝葉を透かして手入れされる
flower of red pinetree
アカマツの花
cone of red pine,picture
アカマツの「まつぼっくり」
アカマツの種子 画像
まつぼっくりには、こんな種が入っている
枝垂れ赤松
枝先が垂れるアカマツの一品種「シダレアカマツ」

 

【アカマツとは】

・松茸や和風庭園の主役としてお馴染みのアカマツは、東アジアの山地を原産とし、日本では北海道の南部から九州まで分布する。主に海沿いに見られるクロマツに比べ、枝葉の様子が優しい印象があることから、別名「女松(オンナマツ/メマツ)」と呼ばれる。

 

・成長に伴って樹皮が剥がれ落ち、だいたい樹齢10年を過ぎたころから幹が赤茶に見えるようになる。根元付近の幹の色は黒褐色で分かりづらいものも多いが、幹の先端の方を見れば赤みを帯びていることが分かる。

 

・まつぼっくりは長さ3センチから6センチ程度で、クロマツのものに比べるとやや小さい。乾燥すると松笠が開いて種子を飛ばすが、湿った状態では堅く閉じる。

 

・あまり目立たないが、アカマツにも花が咲く。花の時期は4~5月で、花には雄雌があり、雄花は若い枝の下部に複数個、雌花は若枝の先端に1~3個咲く。

 

・アカマツには園芸品種、変種が多い。代表的なものにはタギョウショウ(多行松)や枝垂れ赤松(画像)がある。

 

・材は粘りが強く、建築用材(特に家の梁)として幅広く活用される。油分が多く、戦時中は根から油(松根油という)を採って照明用にすることもあった。近年はマツクイムシによる松枯れ病が広がっており、天然の個体数は減少傾向にある。

 

【育て方のポイント】

・庭に一本あれば庭の風格が高まるが、素人には剪定が難しく維持費がかかる。

 

・いかにも和風の黒松に比べれは洋風住宅でも違和感が少ない。

 

・通気性、排水性の良い土壌を好むが、環境への適応力はある。

 

・常緑とはいえ、大きな松であれば落ち葉の処理がやや面倒。

 

・日向を好み、日陰では育ちが悪い。

 

・マツノマダラカミキリ、モミノハダニ、マツカレハなど害虫の被害が見られるため、定期的な剪定が必要。

【赤松と黒松の見分け方】

黒松と赤松 見分け
黒松の新芽
アカマツとクロマツの違い
赤松の新芽

・黒松は幹が暗褐色で新芽が白いのに対して、赤松は幹が赤茶色で新芽は赤茶色。また、赤松の葉は黒松に比べるとチクチクしない。しかし、実際には赤松と黒松の中間種(アイグロマツなど)もあって、明確に判別できないことも多い。

アカマツの基本データ

 

【分類】マツ科/マツ属

       常緑針葉/高木

【学名】Pinus densiflora

【別名】メマツ/オンナマツ

    (雌松/女松)

【成長】早い

【移植】やや困難

【高さ】20m~30m

【用途】主木(シンボルツリー)

【値段】300円~10000円