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コマユミ/こまゆみ/小檀

Komayumi

小真弓,植木,黄葉
紅葉の美しさはモミジに並ぶとされる
こまゆみ,木,植物
コマユミの冬芽
コマユミ,葉っぱ,画像
葉の形状や性質はニシキギとほぼ同じで、5~6月に花が咲く
小真弓,おばな,開花時期
雄花の様子
コマユミの木の花,雌花,雌雄
雌花の様子
コマユミ,ニシキギ
葉は、まだ暑い晩夏から色付き始める
コマユミの実,画像
オレンジ色の仮種皮めあてに鳥が集まる
コマユミの小枝
古い枝は紫がかった色になる
コマユミ,こまゆみ,実,画像
実の一部は厳冬期にも枝に残る

【コマユミとは】

・北海道から九州まで日本各地の山野に分布する落葉低木。日本のほか、中国やアジア東北部にも分布する。庭木として使われることは少ないが原野の水辺などに自生が多く、モミジと並んで紅葉が美しいため公園等に植栽されることもある。

 

・小さなマユミの木という意味合いで名付けられた。マユミとニシキギの中間種とされるが、性質はニシキギそのものであり、葉の形状や実の様子もニシキギと同様。両者は同じ木で、枝にコルク質の「翼」ができるものをニシキギ、できないものをコマユミと呼んでいるに過ぎないと解釈する説もある。

 

・早い場所では8月上旬から紅葉し、その色合いも鮮明であるため、モミジに次いで美しい紅葉樹とされることもある。

 

・初夏(5~6月)にはマユミやニシキギと同じように地味ながらも黄緑色の花を咲かせる。雌雄同株で花には雌花と雄花がある。

 

・9~11月にはニシキギ、ツリバナマサキと同じようにオレンジ色の仮種皮のある実ができる。実はやがて裂開しつつも、長い期間にわたって枝に残る。アルカロイドのエボニンという毒性物質を含んでおり食用にはならない。

 

【育て方のポイント】

・丈夫で育てやすい。

・日向の乾燥地を好むが、日陰にも強い。ただし、日陰では紅葉があまり冴えない。

・病害虫に強い。

・挿し木、実生で繁殖できる。

・枝が奔放に伸びるため樹形を維持するには刈り込みが欠かせない。芽を出す力は強く、刈り込みにはかなり耐える。

 

【品種】

ヒメコマユミ(コバマユミ)

京都府下由良川の上流に見られる品種で、葉が小さく、細枝を多数分岐する。 

長年、こまめに手入れされてきたコマユミの盆栽には、高価な値が付くものもある。

コマユミの基本データ

 

【分類】 ニシキギ科 ニシキギ属

     落葉広葉 低木

【学名】 Euonymus alatus form ciliatodentatus

【別名】 ─

【成長】 やや早い

【移植】 普通

【高さ】 1~3m

【用途】 公園/紅葉

【値段】 1500円~