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カンボク(肝木)

Japanese water elder

カンボク 樹木
秋にはガマズミに似た実ができる
カンボク,新芽
冬芽の様子
カンボクの花
花期の様子
Japanese water elder,flower
カンボクの花
かんぼく,植物
カンボクの葉
カンボクの木,特徴
裏面の様子 若葉の葉柄は赤い
カンボク 樹木
花や実以外は特徴に乏しい
カンボク 害虫
葉は長さ7~10センチほどで虫食いが多い
肝木 植木
紅葉(初期)の様子
かんぼく,植木
毒はないが、美味しくもない
Water-elder
樹皮はコルク質になる

【カンボクとは】

・沖縄を除く日本全国に自生するガマズミの仲間で、特に中部地方以北の山地に多い。日本のほかアジア東北部にも分布する。漢字表記「肝木」は意味深だが、その由来はよく分かっていない。

 

・花期は5~7月で、花の色形はヤブデマリオオカメノキ(ムシカリ)に似る。

 

・花の後にできる実は直径7~9ミリで9~10月に赤く熟す。枝にびっしりとできるため人目を惹くが、食用にならないばかりか、森の動物や鳥にも不人気であり、冬になっても枝に残る。実の中には種が一つずつ入っている。

 

ガマズミの仲間だが葉はカシワバアジサイのように三つに裂け、縁にはギザギザがある。秋になると黄葉するが、虫食いが多くてあまり綺麗な黄葉にはならない。

 

・枝は古くなると樹皮が不規則に剥離し、灰黒色になる。材は爪楊枝、器具材、止血薬として使われる。

 

【育て方のポイント】

・比較的涼しい気候を好み、暑さには弱い。

 

・自生地は開けた林や林の縁などで日向を好む。土質は選ばないが適度な湿気が必要。

 

・樹形は整いづらく、強風などで容易に乱れやすい。剪定は可能だが、それほどの耐性はないため、強度の剪定は控えた方がよい。

 

【カンボクの品種】

・テマリカンボク

 東北地方や北海道に多い品種で、花が球状になるのが特徴。観賞用としてカンボクよりも広く普及するが、カンボクのような赤い実はならない。

 

・スノーボール(セイヨウテマリカンボク)

 北アフリカを原産とするセイヨウカンボクの園芸品種。白い装飾花が美しく、カンボクやテマリカンボクよりも人気が高い。「ロゼウム」という名で流通することもある。こちらも実はならないが、樹高が低いため育てやすい。

カンボクの基本データ

 

【分類】レンブクソウ科 ガマズミ属

    落葉広葉 小高木

【学名】Viburnum opulus var. calvescens Hara

【別名】

【成長】やや早い

【移植】普通

【高さ】2m~7m

【用途】公園/庭木/薬用

【値段】1,500円~