庭木図鑑 植木ペディア > カンツバキ

カンツバキ/かんつばき/寒椿

Kantsubaki(Winter flowering Camellia)

カンツバキの木の花、種類
花言葉は「謙譲」「愛嬌」など 
かんつばき,葉っぱ,画像
葉の縁のギザギザが目立つ(若葉)
かんつばき,図鑑
裏面の様子 日にかざしても葉脈は透けない
カンツバキ,かんつばき, 種類
蕾ができる頃の葉は濃緑に
おしべ,めしべ
雄しべは太くて短め
寒椿,垣根,かんつばき
カンツバキの生垣(皇居 東御苑)
寒椿,かんつばき,大刈り込み
背が低いため、こんな植込にも利用できる
カンツバキ 植え込み
冬の公園ではお馴染みの光景だ
かんつばき,使用例
半日陰の植込みにも多い
寒椿,果実
カンツバキの実
寒椿の実,画像
時が経つと脱毛してツルンとした感じに
寒椿,幹
樹皮はサザンカやツバキと変わりない

【カンツバキとは】

・ツバキ科ツバキ属の常緑小高木で、サザンカツバキの交雑種(異論もあり)のうち、背丈が高くなりにくく、八重咲きあるいは半八重咲きになる品種群の総称。一般的にサザンカという場合、カンツバキを指すことも多い。

 

・カンツバキの代表的な品種は「獅子頭」「勘次郎」であり、関西では古来、シシガシラと呼ぶことが多かった。また、樹高によってハイカンツバキ(這寒椿)とタチカンツバキ(立寒椿)に大別することがあり、前者は植え込みに、後者は公園や緑地の生垣に使われる。

 

・開花は12月~2月。花弁は紅色、ピンク、白などでその先端は浅く裂け、縁は波打つようになる。花弁は10枚以上あるが、外側へいくほど小さくなる。花の直径は7~9センチほど。

 

・花の中心付近にある雄しべはサザンカよりも少ないが太く、淡い黄色をした葯は大型で形が乱れやすい。カンツバキの花が落ちる様子はサザンカと同様で、花弁がバラバラになる。

 

・果実は球形で表面の果皮に白毛があり、熟すと自然に三つに裂けて褐色の種子が姿を現す。ただし、カンツバキの中には雄しべや雌しべが花弁化し、実のなりにくい品種もある。

 

・葉の大きさや形はサザンカに近い。長さ3~6センチの長楕円形で先端が尖り、縁には鋭いギザギザ(鋸歯)が規則的に並び、鋸歯の部分だけが外側に曲がる。枝や葉の裏面(葉脈付近)、葉柄には粗い毛がまばらにあるが、サザンカに比べれば少ない。

 

・樹皮はは褐色で凹凸はない。主幹は直立するがタチカンツバキであってもヤブツバキに比べれば樹高が大きくならない。枝が横に伸びる性質があること、枝分かれが多くて葉が密生し、自然に形が整いやすことから、一般家庭の庭木としても広く使われている。

 

【カンツバキの育て方のポイント】

・大気汚染に強いため、道路沿いの緑化に使うことができる。

 

・日向を好むが、半日陰でも育てられる。

 

・芽を出す力が強く、剪定によく耐える。

 

・西日や冬の寒風には弱い。

 

・ツバキやサザンカ同様、チャドクガの被害に遭いやすい。葉の観察と定期的な所毒蛾必要になることも。

 

【カンツバキの園芸品種】

 花の色別に品種の一例

紅/ピンク花の品種

カンツバキの花言葉は
勘次郎(かんじろう)
寒椿 ピンク 名前
獅子頭(ししがしら)

絞り 寒椿 種類
絞昭和の栄え
真っ赤なカンツバキ
夕陽(せきよう)

寒椿の種類、品種
マソティアーナルブラ
ベニツカサ
紅司(べにつかさ)

カンツバキ,かんつばき,品種
ジェニファースーザン 
寒椿 花の色
長春(ちょうしゅん)

ピンク色のカンツバキ 種類
玉姫
カンツバキの種類 画像
曳馬乙女(ひきまおとめ)

ピンクの花のカンツバキ
発心桜(ほっしんざくら)
cotton candy,flower
コットンキャンディ

寒椿図鑑,かんつばき
敷島
赤い花のカンツバキ 名前
秋の装い

白い花の品種

silver dollar,picture
シルバーダラー
カンツバキ,かんつばき,種類
白寒椿

白いカンツバキ
朝倉
カンツバキ 白い花の品種
秋月

寒椿,かんつばき,種類,画像
姫白菊
白い花のカンツバキ
皇玉

かんつばき 図鑑
千里の秋(ちさとのあき)
白い花のカンツバキ 名前
富士の峰

かんつばき 図鑑
稚子桜
白い花のかんつばき 名前 種類
重ね扇

カンツバキの基本データ

 

【分類】ツバキ科/ツバキ属

     常緑広葉/低木

【漢字】寒椿(カンツバキ)

【別名】シシガシラ/ヒラカン

【学名】Camellia × hiemalis

【英名】Kantsubaki

【成長】普通

【移植】簡単

【高さ】1m~2m

【用途】垣根/公園/花木/街路樹

【値段】1000円~