庭木図鑑 植木ペディア > 山野草 > ホトトギス
ホトトギス/ほととぎす/不如帰
【ホトトギスとは】
・関東から九州に分布するユリ科の多年草。湿った場所を好み、山の谷や崖に多い。花の模様を野鳥のホトトギスの胸の模様に見立てて命名された。ちなみに鳥のホトトギスが鳴くのは初夏で、本種が開花するのは晩夏~秋。
・花は葉の付け根に上向きに咲き、花の時期にはよく目立つ。奇抜な形状は時にメリーゴーランドなどになぞらえられるが、意外にも茶華として尊ばれる。
【開花時期】
・8月~10月
【花の色・品種】
・画像のような紫と白の組み合わせが一般的だが、以下のような品種がある。
・黄色い花が咲く品種
タマガワホトトギス、チャボホトトギス、ジョウロウホトトギス
・白い花が咲く品種
ヤマジノホトトギス~白地に紫の点がある
・紫色の花が咲く品種
タイワンホトトギス~人気が高い。
・葉や茎に毛がない品種
サツマホトトギス
【背丈】
・40~100cm