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シナサワグルミ/しなさわぐるみ

Chinese wingnut

支那沢胡桃の木
クルミの仲間だが食用にはならない
支那さわぐるみの木の葉
新葉の軸にはヒレのようなものがある
カンポウフウの木
裏面の様子
シナサワグルミ,特徴
葉の出方はこんな感じに
幹の画像
樹皮の様子
しなさわぐるみの巨樹
生長がはやく、大木が多い(アリタキ植物園)

【シナサワグルミとは】

・中国北部を原産とするクルミの一種。成長が早いため、公園や街路で早期に緑陰を作るのに役立ち、中国では並木として列植される。日本へ渡来したのは明治初期で、西日本を中心として北海道から九州までの広い範囲に植栽されている。

 

・葉は長さ4~10センチの小葉が5~10対集まって羽根状になる。小葉は楕円形で、葉の軸にはヌルデニシキギのような翼(ヒレ)のあるものがあり、日本産のサワグルミと見分けられる。

 

・開花は5月頃。雌雄同株であり、1本の木に雌雄それぞれの花が穂状に垂れ下がる。雄花の集まり(雄花序)は長さ5~7センチ、雌花の集まり(雌花序)は5~18センチで、雌花の方がより長い。

 

・花の後にできる果実は球形で、幅の狭い翼がある。クルミの仲間だがオニグルミのような食用にはならない。

 

・樹皮は灰褐色で、樹齢を重ねると縦に浅く裂ける。古い時代には本種を「欅」と漢字表記しており、大木になるとケヤキ同様、堂々たる風格を持つ。

 

【育て方のポイント】

・日照と湿気を好むが、丈夫な性質を持ち、環境の悪い都市部の植栽にも利用できる。ただし、日本のサワグルミよりも枝が横に広がりやすいため、十分なスペースが必要となる。

 

・大木になると台風で倒れる恐れがあるため、定期的な剪定をした方がよい。 

シナサワグルミの基本データ

 

【分類】クルミ科 サワグルミ属

    落葉広葉 高木

【学名】Pterocarya stenoptera

【別名】カンポウフウ(楓楊/欅楊)

    カンベイジュ

【成長】早い

【移植】普通

【高さ】15m~30m

【用途】公園/街路樹

【値段】1200円~