庭木図鑑 植木ペディア > センリョウ
センリョウ/せんりょう/千両
Chloranthus

【センリョウとは】
・和風庭園の下草の定番。縁起の良い名前から正月飾りに使われることで知られる。実はもとより、葉の形が小判に似ているとして縁起をかつぐこともある。
・秋から冬にかけてなる球形の赤い実は鳥が好んで食べる。
・あまり目立たないが初夏(5月~7月)に緑色の花を咲かせる。
・実が黄色い「キミノセンリョウ」という種類もある。
【センリョウの育て方のポイント】
・日向では葉が焼ける、日陰では実付きが悪いことから、明るめの日陰に植えるのが丁度よい。自然界では常緑樹林の根元に生えているのを見掛ける。
・本来は高温多湿で栄養分のある土地を好む。また、暖地性であり、寒さにはやや弱い。植栽適地は関東南部以西となる。
・剪定の必要がなく、手間がかからない。(剪定には不向き)
【センリョウに似ている木、見分け方】
・マンリョウと混同されることがあるが、センリョウの実は葉の上に、マンリョウの実は葉の下にできる。また、葉の形も異なる。そもそも植物学的には両者の関係は遠い。
・そのほか、冬にできる赤い実を、お金に関連させて名付けられた下草には以下のような種類がある。(画像をクリックすると各ページへ移動します)
センリョウの基本データ
【分類】センリョウ科 センリョウ属
常緑広葉 低木
【学名】Chloranthus glaber
【別名】センリョ/クササンゴ
【成長】普通
【移植】簡単
【高さ】0.5m~1m
【用途】下草/和風庭園/鉢植え/切り枝
【値段】1000円~
![]()
和 花 フラワー アレンジメント 造花 【フラワーアレンジメント資材・花材】【アーティフィシャ... |