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チューリップ/ちゅーりっぷ

Tulip

ちゅーりっぷ
皆に愛されるチューリップだが全草に毒性がある
葉っぱ
葉は硬い肉質で地際から数枚が伸びる
ちゅーりっぷ
チューリップという名の由来は「ターバン」にある
チューリップの花
赤いチューリップの花言葉は「恋の告白」だが
ちゅーりっぷ,植物
黄色いチューリップの花言葉は「希望のない恋」

 

【チューリップとは】

・トルコ、北アフリカなどの地中海沿岸や東~中央アジアなどを原産とするユリ科の多年草(球根草)の総称。約100種が自生するが園芸品種として普及しているのはゲスネリアーナと呼ばれる品種の系統。

 

・チューリップが日本へ渡来したのは江戸時代末期で、ヨーロッパを経て球根が輸入された。チューリップの生産地として名高いのは新潟や富山であり、新潟では日本で初めて輸出用の球根が作られた。

 

・今でこそありふれた園芸植物であり文化的な影響から幼稚な印象さえあるチューリップだが、16世紀にトルコからヨーロッパへ渡って品種改良された際には、イギリスやフランスの貴族が熱狂し、投機の対象になるほどであった。チューリップの品種改良が盛んだった18世紀のオランダでは斑入りのチューリップが土地や馬と等価交換されたという。

 

・チューリップの開花は3月下旬~5月で、花茎の先端に多彩な花を咲かせる。花は釣鐘を逆さにしたような感じだが、学名のTulipaはペルシア語またはトルコ語でターバンを意味する。

 

・花弁の色や枚数、形状は豊富で、これまでに作出された品種は5000以上にも上るとされる。基本種では花弁と萼片が各3枚、雄しべ6本、雌しべ1本となる。春を象徴するチューリップだが球根を植えるのは前年の10~11月で、花芽はこの時期にできあがっている。

 

・童謡のチューリップには「世界に一つだけの花」と同じように個性尊重や平和を祈念する想いが見え隠れするが、昭和初期に作られたこの歌詞の著作権は平成時代に至るまで争われていた。

 

・チューリップは全草にアレルギー物質のツリパリンを含んでおり、汁液に触れると皮膚の炎症を起こし、誤食すれば嘔吐、下痢、心臓麻痺に至る。草丈は最大で60センチほどになる。

 

【チューリップに似ている植物】

・アマナ

ユリノキ

チューリップの基本データ

 

【分 類】ユリ科/チューリップ属

     多年草

【漢 字】

【別 名】鬱金香(うっこんこう)

【学 名】Tulipa gesneriana

【英 名】Tulip

【開花期】3~5月

【花の色】青以外

【草 丈】~80cm

 

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