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今咲いている花木

花の咲く草木はたくさんありますが、街中や公園で普通に見かける種類は案外限られています。

 

ここでは関東地方で今の時期に咲いているであろう草木を花の色別(白・ピンク・青・オレンジ・黄色など)に紹介します。

主に木に咲いている花ですが、時期によっては草花も紹介します。

 

どれも有名なものばかりなので園芸ビギナー向けではありますが、それぞれの名前や写真をクリックすると詳細ページに移動します。

 

なお、このページは筆者の都合にもよりますが、二十四節気程度のペースで更新します。

 

(last update 2025/4/15)

今咲いているピンクの花木

トキワマンサク 

住宅地の生垣で見かけたなら、この木です。常緑樹のわりに軽やかで派手な花が咲くため人気です。白い花が咲くものもあります。

 

ソメイヨシノ 

日本のサクラの定番。みんな大好きソメイヨシノ。今年はいつもより遅めに咲きましたが、そろそろ終盤です。

 

ウグイスカグラ 

雅な名ですが花は話題になりにくいようで、雑草のように扱われている公園も。その控え目さは茶庭に好まれます。

 

ボケ

名前が有名なわりに、一般的には見分けられない方が多いようです。花の色は白、紅、ピンクなど。花期は長く、春まで咲いています。

 

ハナミズキ 

街路樹でピンク色の花であれば、この木でしょう。白や赤に近い花もあり、紅白を交互に植えているパターンもあります

 

現在 開花している木の花

ツバキ 

「ツバキ図鑑」があるほど品種が多く、開花期は様々。花色は紅、ピンク、白などが中心ですが紫色も。

 

今咲いている紫の花木

ハナズオウ 

単に「スオウ」とも呼びます。遠目には、棒に紫色の粒が着いているようにしか見えない花です。枯れた豆のような実が一緒なら、間違いなくこの花です。

 

今咲いている黄色い花

ミツマタ 

枝が三股になることから命名されました。古くから庭木に使われますが一般的な知名度は低めです。

 

ヒイラギナンテン 

ヒイラギのように尖った葉がナンテンのように並ぶ低木です。公園や街路でよく目にします。

 

ミモザ(ギンヨウアカシア) 

洋風の庭園や公園、おしゃれな店先で見かける黄色い花です。葉はメタリックでいかにも外来種です。

 

トサミズキ 

土佐の国に自生していたことから名付けられました。花の形は複雑で、日に日に変化していきます。

 

今咲いている木になる花

ヒュウガミズキ 

トサミズキを小さくしたような花です。樹高も大きくはならないので違いは明瞭です。

 

樹木の花

レンギョウ 

ヒュウガミズキと同じような低木ですが、花はラッパ型です。いくつかの品種があります。

 

ヤマブキ 

絵具や色鉛筆でいう「山吹色」の語源となった花。その深みのある色合いは花言葉どおり「気品」があります。白い花が咲くシロヤマブキもあります。

 

モッコウバラ 

扱いやすくガーデニング向けのバラとして人気。今、街中で最も目立つ花の一つではないでしょうか。

 

ゲッケイジュ

別名ローリエとも呼ばれ料理用のスパイスとしてもお馴染みですが、地味な花は余り話題になりません。

今咲いている白い花木

シキミ 

かつては墓地に植えられることが多く、あまりイメージのよくない木です。実には猛毒があります。

 

アセビ 

枝葉には毒があることで知られ、動物は食べません。花はスズランのように可憐です。

 

現在 開花している花木

ユキヤナギ 

柳のような枝に雪が降ったように花が咲くというのが名の由来。これが咲くと染井吉野の開花も近い。

 

ジンチョウゲ 

この香りに惹かれる方も多いことでしょう。すべてが白い花や葉に模様が入る品種もあります。

 

ブルーベリー 

誰もが知る人気の果樹で、この時季にはスズランのような白い花を咲かせます。

 

ジューンベリー

シンボルツリーとして人気の木。咲いたなと思うとあっという間に満開を迎えて散っていきます。

 

ミヤマシキミ 

赤くて大きな実がなるため「億両」という名前で売り出している木ですが、世間の認知度は低めです。

 

今咲いている地味な花の木

モチノキ 

モチノキの仲間は今の時期に花が咲きます。薄い黄色や緑の花ですが小さくて目立ちません。ただし、秋に赤い実を楽しむには大切な花です。

 

シナヒイラギ 

一般にはあまり知られていない木ですが、この時季に咲くモコモコした花と、クリスマス期の赤い実は目立ちます。

 

クマシデ 

クヌギと同じ感じでぶら下がっている花は、よく見ると繊細で綺麗です。イヌシデアカシデなども同様に咲いています。

 

クヌギ 

里山的なももを象徴する代表的な木で、そこらじゅうにあります。例年、ソメイヨシノとほぼ同時に開花し始めますが、ほぼ話題になりません。

 

オニグルミ 

水辺に紐状のものが垂れ下がっていれば、それはクルミの雄花です。もっともクルミらしいのが本種です。

 

ニワトコ

郊外の林縁や田畑の脇などでよく見かける木です、普段は目立ちませんが、この時季は画像のような花を咲かせています。

 

 

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今咲いている草花

関東の道端、庭、公園で見られる草花です。

オオイヌノフグリ 

ここからは木ではなく草です。道端や空き地、田畑の畔、川原の土手などで無数にしている小さな青い花です。

 

スイセン 

画像はニホンズイセンですが、近年は様々な品種が育てられており、黄色い花が咲く品種もあります。

 

ホトケノザ 

ヒメオドリコソウよりも鮮やかなピンク色の花が抱き乱れています。葉の様子を仏が座る蓮華座に見立てて命名されました。

 

ヒメオドリコソウ 

オオイヌフグリと同じ場所に生えるピンクの小さな花です。ホトケノザに似ていますが、花は蓑のような葉に隠れるように咲きます。

 

ウラシマソウ 

身近に咲く不気味な植物ですが、ほとんど話題にならないのが不思議です。マムシグサやムサシアブミなど近縁種もこの時期に咲いています。

 

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