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今咲いている花木

花の咲く木はたくさんありますが、街中や公園で普通に見かける種類は案外限られています。

 

ここでは関東地方で今の時期に咲いているであろう花木を花の色別(白・ピンク・青・オレンジ・黄色など)に紹介します。

主に木に咲いている花ですが、時季によっては草花も紹介します。

 

どれも有名なものばかりなので園芸ビギナー向けではありますが、それぞれの名前や写真をクリックすると詳細ページに移動します。

 

なお、このページは筆者の都合にもよりますが、二十四節気程度のペースで更新します。

 

(last update 2021/3/10)

今咲いている黄色い花

ヒイラギナンテン 

 

ヒイラギのように尖った葉が、ナンテンのように並ぶ低木です。丈夫な性質を持ち、公園や街路に植えられますが、今の時期には黄色い花が咲きます。

ミツマタ

 

枝が三股になることから命名されました。古くから庭木に使われますが一般的な知名度は低めです。ヒマワリを思わせるような花が咲きます。

サンシュユ

 

別名を「春小金花」といいます。都心部でも比較的大きな木が多く、この時季になると小金のように遠くからも目立ちます。

ダンコウバイ

 

クロモジなどと同様のクスノキ科でポンポンとした花が咲きます。こちらも枝は爪楊枝に使われます。

クロモジ

 

やや通好みの花木であまり目立ちませんが、香りのある枝が爪楊枝に使われることで知られます。和風庭園や茶庭に使われます。

シロモジ

 

クスノキの仲間には春に黄色い花を咲かせるものが多く、これもその一つです。クロモジには劣りますが、枝に香りがあります。

アブラチャン

 

なぜ「油ちゃん」?

一度聴いたら忘れられない名前の秘密は個別のページで・・・上の三つと同じような感じの花が咲きます。

今咲いている木になる花

ヒュウガミズキ

 

トサミズキを小さくしたような花です。樹高も大きくはならないので違いは明瞭です。日向の国(宮崎)が自生地ではありませんが、誤って命名されました。

トサミズキ

 

土佐の国に自生していたことから名付けられました。花は大きく、形は複雑で、日に日に変化していきます。

樹木の花

レンギョウ

 

ヒュウガミズキと同じような低木ですが、花はラッパ型です。シナレンギョウ、チョウセンレンギョウ、アイノコレンギョウなどの品種があります。

シキミ

 

かつては墓地に植えられることが多く、あまりイメージのよくない木です。実には猛毒があり、食せば命にかかわります。

ミモザ(ギンヨウアカシア)

 

洋風の庭園や公園、おしゃれな店先で見かける黄色い花です。メタリックな葉から、一目で日本の花木ではないと分かるはずです

今咲いている白・クリーム色の花

ウメ

 

日本人なら知らない人はいないのでは? 昔は花見といえばサクラではなく梅だったそうです。花の色は紅、白、ピンクなどいろいろです。

 

アセビ

 

枝葉には毒があることで知られ、動物は食べません。花はスズランのように可憐です。紫がかった花を咲かせるものもあり、人気です。

サルココッカ

 

マイナーな木ですが、寒い時季に甘い香りのある花を咲かせ、日陰や害虫にも強いという、庭木としてかなり魅力的な存在です。

現在 開花している花木

ユキヤナギ

 

柳のような枝に細かに雪が降り積もったように見える花が咲くというのが名の由来。これが咲くとソメイヨシノの開花も近い?

コブシ

 

関東地方ではこの花が咲くと送別会の時期に突入します。モクレンと混同されやすい花木ですが、やや小ぶりで控えめな花です。

春に咲く花

モクレン(ハクモクレン)

 

直径10センチ近い大きな花が高貴な香りを放ちます。本来、単にモクレンという場合、紫色の種(シモクレン)を指しますが、数では白が圧倒しています。

ミケリア

 

モクレンが崩れたような常緑樹・・・この花の名前が分からずにいる方が多いのではないでしょうか。最近、どんどん増えています。「深山顔笑」という品種が中心です。

今咲いているピンク・紫色の花

ウグイスカグラ

 

雅な名前ですが、花は余り目立たず、話題になりにくいようで、雑草のように扱われている公園もありますが、その控え目さは茶庭に好まれます。

カワヅザクラ

 

あちこちの自治体が町おこしなどに使い、ニュースでは必ず開花が話題になるサクラです。

オオカンザクラ

 

カンヒザクラとオオシマザクラの雑種で、花弁の先端に細かな切れ込みがあるのが特徴です。また、開花とほど同時に新葉を展開し始めます。

ジンチョウゲ

 

この香りに惹かれる方も多いことでしょう。すべてが白い花や葉に模様が入る品種もあります。

ボケ

 

名前が有名なわりに、一般的には見分けられない方が多いようです。花の色は白、紅、ピンクなど。花期は長いです。

現在 開花している木の花

ツバキ

 

「ツバキ図鑑」があるほど品種が多く、開花時期は様々です。花の色は紅、ピンク、白などが中心ですが、中には紫色の品種もあります。もうそろそろ終わりかな・・・

こんな花も咲いています

木に咲いている花らしくない花や、木の下に咲いて「雑草」と呼ばれることの多い草花たちです。

ネコヤナギ

 

川原で見かける猫のシッポのような物体。これも一応、花です。しばらく観察していると黄色や紅色のシベが見え隠れしてきます。

オニシバリ

 

ジンチョウゲの仲間ですが庭木として使われるのは稀です。花期に葉を落とす、へそ曲がりな性質を持ち、「ナツボウズ」とも呼ばれます。

オオイヌノフグリ

 

ここからは木ではなく草です。道端や空き地、田畑の畔、川原の土手などで無数にしている小さな青い花です。

ヒメオドリコソウ

 

オオイヌフグリと同じ場所に生えるピンクの小さな花です。ホトケノザに似ていますが、花は蓑のような葉に隠れるように咲きます。

ホトケノザ

 

ヒメオドリコソウよりも鮮やかなピンク色の花が抱き乱れています。葉の様子を仏が座る蓮華座に見立てて命名されました。

気になる木の実

花ではありませんが、この時季に気になるであろう木の実です。

あなたが気になっているのはコレではありませんか???

アオキ

 

一年中、葉が青いアオキですが、今時分は赤い実が目立ってきています。また、よく見ると蕾も育っています。