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今咲いている花木

花の咲く草木はたくさんありますが、街中や公園で普通に見かける種類は案外限られています。

 

ここでは関東地方で今の時期に咲いているであろう草木を花の色別(白・ピンク・青・オレンジ・黄色など)に紹介します。

主に木に咲いている花ですが、時季によっては草花も紹介します。

 

どれも有名なものばかりなので園芸ビギナー向けではありますが、それぞれの名前や写真をクリックすると詳細ページに移動します。

 

なお、このページは筆者の都合にもよりますが、二十四節気程度のペースで更新します。

 

(last update 2022/4/30)

今咲いている黄色い花木

ジャケツイバラ

 

この時季は黄色い花が少なくなるため、よく目立ちます。蔓性でトゲがあるため、棚仕立てにされることが多いです。

カラタネオガタマ

 

咲いているのに気付くというよりは、バナナのような甘い香りに惹かれて気付く方が多いようです。花弁の縁は紫色です。全体が紫色の品種もあります。

モッコウバラ

 

扱いやすくガーデニング向けのバラとして人気。今、街中で最も目立つ花の一つではないでしょうか。

今咲いている白い花木

コデマリ

ユキヤナギに似た雰囲気ですが、1か月遅れで小さな手まりのような花を咲かせます。

オオデマリ

 

花に詳しくなければ、早咲きのアジサイくらいに思うかもしれません。コデマリとは比べ物にならない大きな花は、紙でできた偽物のようにさえ見えます。

ヤマボウシ

 

ハナミズキとセットで語られることの多い花木ですが、ヤマボウシは、より遅く咲きます。ピンク色の品種もあります。

サンザシ

 

名前が有名なわりに、その花を思い浮かべることのできる方は少ないのではないでしょうか。

ノリウツギ

アジサイに似ますが派手さはなく、雑木林にひっそりと咲く、通好みの花です。

ニセアカシア

 

ブドウのように垂れ下がった白い花が、むせる程の甘い香りを放ちます。ハリエンジュあるいは単にアカシアとも呼び、そこらじゅうの道端にいます。

プリペット(プリベット)

 

生垣や玄関周りのアクセントに使われるカラーリーフです。葉が小さく、普段は目立ちませんが、この時期になると町中で白い咲を咲かせます。

イボタノキ

 

プリペットの原種のような木で、雑草のようにそこらじゅうに開花しています。栗の花に似たむせ返すような匂いがあります。

エゴノキ

 

実をかじるとエゴい味がすることから命名されました。果実はは有毒ですが、スズランのような花は清楚で人気があります。ピンク色の花が咲く品種もよく使われます。

ウツギ

 

幹の中が空洞になっていることから「空木(うつぎ)」と呼ばれる木は、たくさんありますが、その代表種です。一重咲きと八重咲があります。

カナメモチ

 

生垣に多用される木です。必ず「あれって花咲くの?」という話になりますが、剪定せずにおけばこんな花が咲きます。レッドロビンもほぼ同じような花です。

ハクサンボク

 

ガマズミのような花が咲く常緑樹。個人宅ではあまり見かけませんが、大きな公園などにはまとまって植栽されています。

カルミア

 

コンペイトウのような可愛らしい蕾が特徴的な花で、この時季によく目立ちます。花色は白、ピンク、紅色、その中間色など多様です。

ハンカチノキ

 

かなり個性的な花木で、特有の臭気がありますが、最近では記念樹として植える方が増えているようです。

トチノキ

 

ソフトクリームやピラミッドに喩えられる花は、大木の上方に咲いていることが多いですが、運がよければ間近の下枝にも咲きます。

 

ホオノキ 

 

こちらも大木で、上空に花開きます。日本の樹木では最も大きい葉を持ちます。

ムベ

 

アケビに似た常緑の蔓性植物です。果実は食べられませんが、蔓細工に使うため、昔から庭植えされます。

今咲いている赤い花木

現在 開花している木の花

ツバキ

 

「ツバキ図鑑」があるほど品種が多く、開花時期は様々です。花の色は紅、ピンク、白などが中心ですが、中には紫色の品種もあります。もうそろそろ終わりかな・・・

ボケ

 

名前が有名なわりに、一般的には見分けられない方が多いようです。花の色は白、紅、ピンクなど。花期は長いです。

今咲いている紫の花木

フジ

 

よく知られた蔓性の植物ですが、植物園や観光地に行かなくても、道端の杉の木に絡まって、上空で咲いています。

ハマナス 

 

ハマナシとも呼ばれるバラの仲間。香りが良いことで知られます。紅紫が一般的ですが白花種もあります。

ポポー

 

果実のおいしさから、テレビで取り上げられることの多い「幻のフルーツ」です。花はやや不気味な暗褐色に近い紫色。

今咲いているピンクの花木

サツキツツジ

 

あまりに有名な植木で、特に画像の「大盃」という品種は日本で最も数多く植えられている木とされます。刈り込むらなら花の終わりが最適。

タニウツギ

 

かなり派手なピンクの花で人目を惹きつけます。今頃見られる若葉には毛が多いのが特徴です。ウツギとの直接的な関係はありません。

ハコネウツギ

 

ピンクと白の二色の花が同時に咲いていたらコレです。公園でよく見かけます。果実は小さなバナナのようになります。

こんな花も咲いています

サンショウ

 

果実を香辛料に使うメジャーな木で、庭植えされている方も多い様子。雌雄それぞれの小さな花が咲いています。

ニシキギ

 

紅葉の美しさで知られ、庭木にも多用されていますが、この時季にはかなり地味な花が咲いています。

ニガキ

 

名前のとおり木全体に苦味があり、昔から胃腸薬に使われる木です。花は高い場所に咲くので観察しづらいです。

シナヒイラギ

 

一般にはあまり知られていない木ですが、この時季に咲くモコモコした花と、クリスマス期の赤い実は目立ちます。

タブノキ

 

線香の「つなぎ」に使われた木で、暖地の公園や海辺に見られます。もう少しすると花は黒い実に変わります。

アカマツ

 

マツは花が咲かないと思われている木の代表ですが、雌花と雄花がそれぞれ地味に咲きます。

イスノキ

 

虫こぶが邪魔して観察しにくいですが小さな花が連なっています。関東ではあまり見かけませんが、西日本では垣根などに多用される木です。

道端や林縁で今咲いている草花

関東の道端で普通に見られる草花です。雑草と呼ばれるものの中にも綺麗な花を咲かせるものが数多くあります。

ウラシマソウ

 

身近に咲く不気味な植物ですが、ほとんど話題にならないのが不思議です。

フタリシズカ

 

少し暗い場所に、ひっそりと咲きますが、ネーミングの良さからか、話題になりやすいです。

スズラン

 

清楚な白い花は昔から人気で、香水にも使われますが、花や実には毒があります。

アヤメ

 

ショウブ、ハナショウブ、カキツバタ・・・似たような植物ですが、それぞれに個性があります。

キンラン

 

新緑の藪中で鈴のような丸みを帯びた花を咲かせます。乱獲や環境の変化によって絶滅が危惧されています