庭木図鑑 植木ペディア > 今咲いている花木

今咲いている花木

花の咲く木はたくさんありますが、街中や公園で普通に見かける種類は案外限られています。

 

ここでは関東地方で今現在、咲いているであろう花木を花の色別(白・ピンク・青・オレンジ・黄色など)に紹介します。

草ではなく木に咲いている花です。

 

どれも有名なものばかりなので園芸ビギナー向けではありますが、それぞれの名前や写真をクリックすると詳細ページに移動します。

 

なお、このページは筆者の都合にもよりますが、二十四節気程度のペースで更新します。

・・・それにしても今年は全ての開花が早い。

 

(last update 2018/5/20)

今咲いている白・クリーム色の花

ヤマボウシ

 

ハナミズキとセットになって語られることの多い花木ですが、ヤマボウシは遅れて咲くため、今時分が満開になっている地方が多いことでしょう。ピンク色の品種もあります。

シャリンバイ

 

ウメに似た白い花を咲かせます。公園や庭にも数多く植栽されますが、丈夫な性質を持ち、環境の悪い道路沿いや海辺にも元気に咲いています。花は黄色から白に変化。

ウツギ

 

幹の中が空洞になっていることから「空木(うつぎ)」と呼ばれる木は、たくさんありますが、その代表種です。一重咲きと八重咲があります。

エゴノキ

 

実をかじるとエゴい味がすることから命名されました。実は有毒ですが、スズランのような花は清楚で人気があります。ピンク色の花が咲く品種もよく使われます。

プリペット(プリベット)

 

生垣や玄関周りのアクセントに使われるカラーリーフです。葉が小さく、普段は目立ちませんが、この時期になると町中で白い咲を咲かせます。

イボタノキ

 

プリペットの原種のような木で、雑草のようにそこらじゅうに開花しています。多少、栗の花に似た香りがあります。

ネズミモチ

 

イボタノキなどと雰囲気は似た花ですが、葉はツバキやサカキのような大きさで、ピカピカしています。

ピラカンサ

 

棘があるため防犯用の生垣に使われたり、赤い実を鑑賞するために植えられる木です。花を見ればバラ科なのだと納得です。

今咲いている黄色い花

カラタネオガタマ

 

サザンカと似たような葉を持つ地味な存在ですが、ゴールデンウィーク前後から、甘いバナナのような香りを放ちます。紫色の花が咲く品種もあります。

今咲いているピンクの花

ハコネウツギ

 

ピンクと白の二色の花が同時に咲いていたらコレです。公園でよく見かけます。

タニウツギ

 

かなり派手なピンクの花で人目を惹きつけます。今頃見られる若葉には毛が多いのが特徴です。ウツギとの直接的な関係はありません。

サツキツツジ

 

あまりに有名な植木で、特に画像の「大盃」という品種は日本で最も数多く植えられている木とされます。刈り込むらなら花の終わりが最適。

シモツケ

 

シモツケソウという草も別にありますが、こちらはバラ科の「低木」です。高さは1mに満たず、品種が多く、花の色には白、ピンクのほか、白とピンクのミックスもあります。

今咲いている紫色の花

キリ

 

この時期、大木に紫色の花が房状に咲いていれば、コレに間違いありません。遠くから見ると気になる木です。日本国の紋章になっています。

センダン

 

はるか上空に薄紫の小花が見えればコレです。風が吹くと雪のように花弁が舞い落ちます。

番外編 「私たちも咲いています」

可憐な春の花木と情熱的な夏の花木の合間であるこの時期には、地味ながらも庭木としては重要な樹木がこぞって開花しています。その一端をのぞいてみましょう。

カキ

 

秋にできる実は有名ですが、今頃に咲いている花は見向きもされません。よく観察すると色とりどりで面白いです。

イヌツゲ

 

庭木としてはあまりにも有名ですが、常時、刈り込んでいると花は見れません。直径5ミリほどの小さな花です。

ソヨゴ

 

 イヌツゲの仲間で、似たような地味な花を咲かせます。秋になると赤い実ができます。

タブノキ

 

線香の「つなぎ」に使われた木で、暖地の公園や海辺に見られます。もう少しすると花は黒い実に変わります。

クスノキ

 

同じく暖地の公園や街路に使われている木で、名前は有名ですが、花を間近に見る方はあまりいないでしょう。

ニッケイ

 

昭和時代の駄菓子屋に「ニッキ」として、その根が売られていた木です。クスノキの仲間で同じように小さな花が咲きます。