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今咲いている花木

花の咲く木はたくさんありますが、街中や公園で普通に見かける種類は案外限られています。

 

ここでは関東地方で今の時期に咲いているであろう花木を花の色別(白・ピンク・青・オレンジ・黄色など)に紹介します。

草ではなく木に咲いている花です。

 

どれも有名なものばかりなので園芸ビギナー向けではありますが、それぞれの名前や写真をクリックすると詳細ページに移動します。

 

なお、このページは筆者の都合にもよりますが、二十四節気程度のペースで更新します。

 

(last update 2020/6/11)

今咲いている白・クリーム色の花

イボタノキ

 

プリペットの原種のような木で、雑草のようにそこらじゅうに開花しています。栗の花に似たむせ返すような匂いがあります。

プリペット(プリベット)

 

生垣や玄関周りのアクセントに使われるカラーリーフです。葉が小さく、普段は目立ちませんが、この時期になると町中で白い咲を咲かせます。

ネズミモチ

 

葉はツバキやサカキのような大きさで、ピカピカしています。鳥に運ばれて発芽するので、「植えた覚えがない大木」はコレかもしれません。

トベラ

 

シャリンバイとなんとなく似ていますが、海辺に多く、葉がより艶々しています。咲き始めの花はクリーム色で徐々に白に変わっていきます。

ヤマボウシ

 

ハナミズキとセットで語られることの多い花木ですが、ヤマボウシは、より遅く咲きます。ピンク色の品種もあります。

タイサンボク

 

大きな葉っぱに大きな花。モクレンのような香りがしますが、高いところに咲くので、観察しにくいかもしれません。公園や街路、お寺などにいます。

ウツギ

 

幹の中が空洞になっていることから「空木(うつぎ)」と呼ばれる木は、たくさんありますが、その代表種です。一重咲きと八重咲があります。

イワガラミ

 

 「あっアジサイだ、ん、あれ?何コレ、つるなの?」と言われる花です。杉の木や電柱に絡まって這い上がっています。

ノリウツギ

 

こちらもアジサイに似た花が三角錐状に並んで咲きます。アジサイほどの派手さはなく、雑木林にひっそりと咲く、通好みの花です。

ガマズミ

 

秋にできる実、黄葉もきれいですが、庭木としての知名度は今ひとつ。もっと普及しても良さそうな木です。

ナンテン

 

秋にできる赤い実があまりにも有名ですが、今頃咲き始めた白と黄色の花も涼しげで、気品があります。

サンゴジュ

 

生垣として都市部でも普通に見られる木ですが、刈り込まれることが多く、あまり花には馴染みがないかもしれません。

クチナシ

 

沈丁花や金木犀とともに、芳香の強い花を咲かせます。原種は一重咲きですが、より派手な八重咲が好まれます。暑くなってくると汚らしくしおれます。

ナツツバキ

 

別名をシャラノキといいます。夏に椿に似た花が咲くということで名付けられましたが、今ではツバキよりも数多く見かけます。ツバキ同様、花はボトッと落ちます。

ヒメシャラ

 

ナツツバキを小型にした花で、直径は2~4センチほどです。幹や紅葉の美しさはナツツバキに勝り、庭木としてはより好まれます。

今咲いているオレンジの花

ノウゼンカズラ

 

盛夏らしい、どぎつい橙色の花が咲くのはノウゼンカズラです。「つる性」で、フジのように棚にして育てるのが一般的ですが、時には大木に巻き付いて咲き誇るものもあります。

今咲いている黄色い花

キンシバイ

 

公園の水辺に見られることが多い黄色い花の咲く低木です。シベが金色の糸で、梅に似た形の花という意味合いで命名されました。

ビヨウヤナギ

 

そこらじゅうに植栽されているわりに知名度の低い花木です。キンシバイによく似ますが、シベが長く、よりゴージャスな雰囲気を持ちます。

アカメガシワ

 

雑草のように道端に生える木ですが、今時分は黄色い花を咲かせています。ネーミングは新芽の赤さにちなみます

今咲いているピンク・紫色の花

サツキツツジ

 

あまりに有名な植木で、特に画像の「大盃」という品種は日本で最も数多く植えられている木とされます。刈り込むらなら花の終わりが最適。

ハコネウツギ

 

ピンクと白の二色の花が同時に咲いていたらコレです。公園でよく見かけます。果実は小さなバナナのようになります。

シモツケ

 

シモツケソウという草も別にありますが、こちらはバラ科の「低木」です。高さは1mに満たず、品種が多く、花の色には白、ピンクのほか、白とピンクのミックスもあります。

ハマナス

 

ハマナシとも呼ばれるバラの仲間です。紫の花と共にオレンジの色をした実が人目を惹きます。白花種もあります。

センダン

 

寺院に多い大木で、はるか上空に薄紫の小花が見えればコレです。風が吹くと雪のように花弁が舞い落ちます。

ネムノキ

 

夕方に開花し、翌日の日中はションボリしていることが多いようです。繊細な花とは裏腹に、空き地や道路沿いなど条件の悪い場所でも目にするマメの仲間です。

スモークツリー

 

名前のとおり、煙が立ち上がったようなボンヤリとした花です。花色は白や紫がかったピンク色まで多彩です。

ムラサキシキブ

 

秋にできる紫色の実が有名ですが、この時期に見られる黄色と紫の小さな花も、よく見ると綺麗です。

コムラサキ

 

ムラサキシキブと同じような花が咲き、実がなりますが、よりい小さくて、枝葉や実が密生するため一般家庭向きです。

キョウチクトウ

 

夏を象徴する花ですが、花期は長く、じつは梅雨前から咲き始めています。高速道路や工場地帯にも多用される丈夫な花木です。

こんな花も咲いています

イヌツゲ

 

庭木としてはあまりにも有名ですが、常時、刈り込んでいると花は見れません。直径5ミリほどの小さな花です。

ソヨゴ

 

 イヌツゲの仲間で、似たような地味な花を咲かせます。秋になると赤い実ができます。シンボルツリーとして株立ちが好まれます。

ウメモドキ

 

人目を惹く赤い実に比べると、かなり地味な花で、じっくり観察しなければ判らないくらいです。白花とピンク花があります。

クスノキ

 

暖地の公園や街路に使われている木で、名前は有名ですが、花を間近に見る方はあまりいないでしょう。

ニッケイ

 

昭和時代の駄菓子屋に「ニッキ」として、その根が売られていた木です。クスノキの仲間で同じように小さな花が咲きます。

ユリノキ

 

街路樹に使われる高木で、花は頑張らないと見れない「高嶺の花」です。花の様子から「チューリップツリー」との別名もあります。

エゴノキ

 

実をかじるとエゴい味がすることから命名されました。果実はは有毒ですが、スズランのような花は清楚で人気があります。ピンク色の花が咲く品種もよく使われます。