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今咲いている花木

花の咲く木はたくさんありますが、街中や公園で普通に見かける種類は案外限られています。

 

ここでは関東地方で今の時期に咲いているであろう花木を花の色別(白・ピンク・青・オレンジ・黄色など)に紹介します。

主に木に咲いている花ですが、時季によっては草花も紹介します。

 

どれも有名なものばかりなので園芸ビギナー向けではありますが、それぞれの名前や写真をクリックすると詳細ページに移動します。

 

なお、このページは筆者の都合にもよりますが、二十四節気程度のペースで更新します。

 

(last update 2021/6/5)

今咲いている紫の花

ムラサキシキブ

 

秋にできる紫色の実が有名ですが、この時期に見られる黄色と紫の小さな花も、よく見ると綺麗です。

コムラサキ

 

ムラサキシキブと同じような花が咲き、実がなりますが、よりい小さくて、枝葉や実が密生するため一般家庭向きです。

シモツケ

 

シモツケソウという草も別にありますが、こちらはバラ科の「低木」です。高さは1mに満たず、品種が多く、花の色には白、ピンクのほか、白とピンクのミックスもあります。

今咲いてる白とピンク、赤の花

ハコネウツギ

 

ピンクと白の二色の花が同時に咲いていたらコレです。公園でよく見かけます。果実は小さなバナナのようになります。

フェイジョア

 

中南米を原産とする果樹で、派手な花の後には、パイナップルの香りがある果実ができます。

今咲いている白い花

ナツツバキ

 

別名をシャラノキといいます。夏に椿に似た花が咲くということで名付けられましたが、今ではツバキよりも数多く見かけます。ツバキ同様、花はボトッと落ちます。

ヒメシャラ

 

ナツツバキを小型にした花で、直径は2~4センチほどです。幹や紅葉の美しさはナツツバキに勝り、庭木としてはより好まれます。

サンゴジュ

 

生垣として都市部でも普通に見られる木ですが、刈り込まれることが多く、あまり花には馴染みがないかもしれません。

クチナシ

 

沈丁花や金木犀とともに、芳香の強い花を咲かせます。原種は一重咲きですが、より派手な八重咲が好まれます。暑くなってくると汚らしくしおれます。

ネズミモチ

 

葉はツバキやサカキのような大きさで、ピカピカしています。鳥に運ばれて発芽するので、「植えた覚えがない大木」はコレかもしれません。

トウネズミモチ

 

今、一番数多く咲いている木で、道端や公園をはじめ至るところに勝手に生えています。同じような花を咲かせるネズミモチより1か月近く遅れて咲いています。

イワガラミ

 

 「あっアジサイだ、ん、あれ?何コレ、つるなの?」と言われる花です。杉の木や電柱に絡まって這い上がっています。

ノリウツギ

 

こちらもアジサイに似た花が三角錐状に並んで咲きます。アジサイほどの派手さはなく、雑木林にひっそりと咲く、通好みの花です。

シャリンバイ

 

ウメに似た白い花を咲かせます。公園や庭にも数多く植栽されますが、丈夫な性質を持ち、環境の悪い道路沿いや海辺にも元気に咲いています。

トベラ

 

シャリンバイとなんとなく似ていますが、海辺に多く、葉がより艶々しています。咲き始めの花はクリーム色で徐々に白に変わっていきます。

カルミア

 

コンペイトウのような可愛らしい蕾が特徴的な花で、この時季によく目立ちます。花色は白、ピンク、紅色、その中間色など多様です。

ウツギ

 

幹の中が空洞になっていることから「空木(うつぎ)」と呼ばれる木は、たくさんありますが、その代表種です。一重咲きと八重咲があります。

タイサンボク

 

大きな葉っぱに大きな花。モクレンのような香りがしますが、高いところに咲くので、観察しにくいかもしれません。公園や街路、お寺などにいます。

ナンテン

 

秋にできる赤い実があまりにも有名ですが、今頃咲き始めた白と黄色の花も涼しげで、気品があります。

ヤマボウシ

 

ハナミズキとセットで語られることの多い花木ですが、ヤマボウシは、より遅く咲きます。ピンク色の品種もあります。

イボタノキ

 

プリペットの原種のような木で、雑草のようにそこらじゅうに開花しています。栗の花に似たむせ返すような匂いがあります。

プリペット(プリベット)

 

生垣や玄関周りのアクセントに使われるカラーリーフです。葉が小さく、普段は目立ちませんが、この時期になると町中で白い咲を咲かせます。

カンボク

 

ガマズミに似た木ですが、西日本に多く、関東近郊ではあまり見かけません。葉の形はガマズミと全く違います。

クマノミズキ

 

この時期に咲く白い花は似ていますが、大木かつ大きな葉であればこれです。公園や雑木林で見掛けます。

今咲いているピンクの花

スモークツリー

 

名前のとおり、煙が立ち上がったようなボンヤリとした花です。花色は白や紫がかったピンク色まで多彩です。

ハマナス

 

ハマナシとも呼ばれるバラの仲間です。紫の花と共にオレンジの色をした実が人目を惹きます。白花種もあります。

タニウツギ

 

かなり派手なピンクの花で人目を惹きつけます。今頃見られる若葉には毛が多いのが特徴です。ウツギとの直接的な関係はありません。

サツキツツジ

 

あまりに有名な植木で、特に画像の「大盃」という品種は日本で最も数多く植えられている木とされます。刈り込むらなら花の終わりが最適。

キョウチクトウ

 

夏を象徴する花ですが、花期は長く、じつは梅雨前から咲き始めています。高速道路や工場地帯にも多用される丈夫な花木です。

今咲いてる黄色い花

キンシバイ

 

公園の水辺に見られることが多い黄色い花の咲く低木です。シベが金色の糸で、梅に似た形の花という意味合いで命名されました。

ビヨウヤナギ

 

そこらじゅうに植栽されているわりに知名度の低い花木です。キンシバイによく似ますが、シベが長く、よりゴージャスな雰囲気を持ちます。

アカメガシワ

 

雑草のように道端に生える木ですが、今時分は黄色い花を咲かせています。ネーミングは新芽の赤さにちなみます

ジャケツイバラ

 

この時季は黄色い花が少なくなるため、よく目立ちます。蔓性でトゲがあるため、棚仕立てにされることが多いです。

こんな花も咲いています

木に咲いている目立たない花や、花らしくない花たちです。

イヌツゲ

 

庭木としてはあまりにも有名ですが、常時、刈り込んでいると花は見れません。直径5ミリほどの小さな花です。

ソヨゴ

 

 イヌツゲの仲間で、似たような地味な花を咲かせます。秋になると赤い実ができます。シンボルツリーとして株立ちが好まれます。

クスノキ

 

暖地の公園や街路に使われている木で、名前は有名ですが、花を間近に見る方はあまりいないでしょう。

ニッケイ

 

昭和時代の駄菓子屋に「ニッキ」として、その根が売られていた木です。クスノキの仲間で同じように小さな花が咲きます。

キササゲ

 

水辺に多い大木で、花はクリームがかった白です。花の後にできる巨大な豆のような実は、長い間、枝に残ります。

シナノキ

 

高木が多いので花はあまり目立たないかもしれませんが、独特の香りがあり、ハチなどの昆虫が多数集まります。

気になる木の実

花ではありませんが、この時季に気になるであろう木の実です。

あなたが気になっているのはコレではありませんか???

サイカチ

 

あまりにも大きな豆の実がなる木ですが、うかつに近寄ると幹のトゲトゲが危険です。

ビワ

 

丈夫な果樹で、古い家の庭や田畑の横、公園などあちこちで見掛けます。これが実ると夏が来たという感じです。