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ナラガシワ(楢柏)

Oriental white oak

なががしわの木
葉はカシワやナラよりも大きい
新芽の様子
芽出しの頃に花が咲く
ナラガシワの木
葉の付け根の「葉柄」が長いのが特徴
楢柏の木,画像
葉の裏面は細かな毛があり、白っぽい
ナラガシワのドングリ
花の後にはドングリができ・・・
ナラガシワの木の実
その年に熟す
Oriental white oak
黄葉初期の様子
Oriental white oak
ナラガシワの黄葉
ならがしわ,ドングリの木
樹高は30mにも達する
ならがしわ,樹木,幹
ナラガシワの樹皮
Oriental white oak
冬になっても古い葉は枝の上に残る

【ナラガシワとは】

・秋田県以南の本州、四国及び九州に分布するブナ科の落葉高木。ナラかカシワかはっきりしない名の由来は葉の形状にあるが、本種を含めて全てがブナ科コナラ属に属し、交雑もよく生じる。日本以外では朝鮮半島南部や中国など東南アジアに広く分布する。

 

・樹皮にはクヌギと同じような裂け目があり、樹液にクワガタやカブトムシが集まる木として知られる。また、秋にできる実は硬い殻で覆われ、いわゆるドングリのなる木の一つである。

 

・葉は先端が尖った楕円形で形状はミズナラに似るが、長さは10~25センチにもなり、ミズナラより大きく、古来はホオノキと同じように食物を盛るのに使われた。また、葉の付け根にある葉柄は長さが2~3センチもあり、ミズナラのそれとは異なる。

 

・葉は革質で裏面には細かな毛が多く、遠目からでも白っぽく見える。秋には綺麗に黄葉し、その後、カシワと同じように枯れた葉が枝のに残るが、カシワのように縁起を担がれることはない。

 

・ナラガシワの花は葉の展開と同じ4~5月に咲く。雌雄同株で他のコナラ属と同じようにクリーム色の雄花が垂れ下がり、数個の雌花が上向きに咲く。ドングリは直径2センチほどの楕円形で、開花した年の秋に成熟する。

 

・樹皮は濃い灰色を帯びた褐色で、樹齢を重ねると不規則に剥離する。材は粗く、幹の曲がりも多いため簡単な器具材以外には材木としての需要がない。しかし、成長の早さを利用して薪に使われ、樹皮は染料に用いる。

 

【育て方のポイント】

・自生地は山地が多いが、川岸や海岸沿いにも育つことがある。いずれにしても腐植質の多い湿った土壌を好み、乾燥が厳しい場所では不健全な葉になる。

 

・環境に合えば丈夫に育つが、昆虫に人気の木であり、蝶や蛾の幼虫に葉を食害されることもある。意図的に昆虫を集めたり、育てたりしたいという場合以外は、庭木として用いることは少ない。

 

【ナラガシワの品種】

・オウゴンカシワ

 葉が鮮やかな黄色になる品種。カシワではなく本種の園芸品種とされる。

 

 

【似ている木】

コナラ

ミズナラ

カシワ 

 

【ナラガシワとコナラの違い】

 

・コナラと同じような場所に生えるが、コナラは葉の縁がギザギザしているが、本種は波打ったようになる。また、ナラガシワの葉の裏面はコナラよりも白っぽく見える。

ナラガシワの基本データ

 

【分類】ブナ科 コナラ属

    落葉広葉 高木 

【学名】Quercus aliena

【別名】カシワナラ

【成長】早い

【移植】簡単

【高さ】15m~30m

【用途】雑木の庭/昆虫用の食餌

【値段】3000円~