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ナツハゼ/なつはぜ/夏櫨

Oldham blueberry

なつはぜ,果実,種子
「日本のブルーベリー」と呼ばれるナツハゼの実
ごんすけはぜ,やまなすび
冬芽の様子
ごんすけはぜ,ナツハゼ
芽吹きの様子
Oldham blueberry,picture
新芽の様子
ナツハゼの木
新葉の様子
開花時期,特徴
ナツハゼの花は初夏に咲く
夏櫨の木の花
花はツツジの仲間に多い釣鐘型
夏櫨,紅葉
春から初夏の葉は赤くなる
樹形,木の高さ
葉はやがて色褪せるが・・・
夏ハゼ,木,特徴
秋には再び赤く染まる ただし春先のほうが美しい
ぶんぶくちゃがま,木の実
実は長期間かけて黒く熟すが、鳥に食べられて数は減る
ナツハゼ 木
樹高は2m以下でおさまるので扱いやすい(冬の様子)
ナツハゼ 夏櫨 なつはぜ
樹皮は他のツツジ類と同じ雰囲気を持つ

【ナツハゼとは】

・本州から九州の山地に自生する落葉低木。日本に自生するスノキ属であり、時に「日本のブルーベリー」と呼ばれる。

 

・実は初夏にできはじめ、9月から10月にかけて熟す。直径5~8ミリほどで、黒く熟せば生で食べることができる。舌触りは余り良くないが、甘酸っぱく、葡萄のような味がする。

 

・初夏にハゼノキのように美しい紅葉を見せるためナツハゼと命名されたが、新芽も赤みを帯びる。葉は両面とも毛に覆われ、ザラザラするのが特徴。

 

・雌雄同株で、初夏になると黄緑色あるいは紅色の混じった穂状の花を咲かせる。じっくりと観察すれば可愛らしいが、直径は5ミリほどであり、通りすがりでは見付けにくい。

 

・業者によっては本種を「ゴンスケ」と呼び、別種のスノキをナツハゼと呼ぶため混乱が生じやすい。

 

【育て方のポイント】

・自生地は山林で、花崗岩の風化土が混ざったような乾燥気味の場所を好む。 

・半日陰程度なら丈夫に育つが、紅葉を楽しむには日照が必要。

・実はまばらにできるのが普通であり、大量に収穫するような樹種ではない。

・樹形は整いにくいが、剪定は好まない。野趣のある自然樹形あるいは紅葉や実を楽しむものとして植栽する。

 

【ナツハゼの品種】

・アラゲナツハゼ

 関西以西に分布する品種で、葉に毛が多い。ナツハゼよりも葉は大きく、実の成り方も異なる。

あらげなつはぜ
アラゲナツハゼの葉

ナツハゼの基本データ

 

【分類】ツツジ科/スノキ属

       落葉広葉/低木 

【学名】Vaccinium oldhamii

【別名】ゴンスケハゼ/ゴスケハゼ

    ヤマナスビ/ヤロコハチマキ

【成長】やや早い

【移植】ふつう

【高さ】1m~2m

【用途】雑木の庭/生け花

【値段】00円~