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ドクウツギ(毒空木)
Chinese coriaria




【ドクウツギとは】
・近畿地方以北の山野や道端に自生する低木。ウツギとは名ばかりでドクウツギ科として独立している。実のみならず葉や茎にも毒を含む有毒植物。夏にできる赤い果実はよく目立ち、見た目も綺麗だが口に含めば人命にかかわる。
・雌雄同株で4月から5月に黄緑色の花を咲かせる。葉の付け根付近に咲くのが雄花。
・幹は直立し、枝は少ない。葉は写真のように対になって生じ、一本の小枝に30枚以上できる。幹は数年で枯れ、次々に新たな幹が株元から生じる。
【育て方のポイント】
・実や紅葉が美しく、思わず庭植えしてみたくなるが上記のとおり有毒植物であり、特に幼い子供がいるような家庭で育ててはいけない。
ドクウツギの基本データ
【分類 ドクウツギ科 ドクウツギ属
落葉広葉 低木
【学名】Coriaria japonica
【別名】イチロウベエゴロシ
【成長】早い
【移植】簡単
【高さ】1m~3m
【用途】─
【値段】─