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シャクナゲ(石楠花)
rhododendron





【シャクナゲ】
・北半球を主に世界中に見られる約600種の花木の総称。日本では本州中部以西、四国及び九州の山地に見られる。
・日本産のシャクナゲは本来、高山性であるが、品種改良の結果、高温多湿の土地に耐える品種も生まれた。
・漢字名の「石楠花」は本来「オオカナメモチ」を示すもの。誤用が広がったと考えられる。
・蒸したシャクナゲの葉を乾燥させ、お茶や利尿剤に用いる風習があるが、生の葉はロドトキシンという痙攣性の有毒物質を含み、誤用すれば運動麻痺や呼吸不全を引き起こす。
【育て方のポイント】
・湿気があり、かつ排水のよい日向を好む。
・花の観賞価値が高いことから人気のあるシャクナゲであるが、一部の園芸品種を除けばデリケートな性質を持ち、原産地に近い環境で育てなければ開花を見るのは難しい。特に都会での地植えは開花が難しい。
・芽を出す力は弱く、むやみに剪定すると樹勢が目に見えて衰える。また、移植も難しい。広い場所で、自然な株立ち状に育てるのが理想。
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シャクナゲの基本データ
【分類】ツツジ科/ツツジ属
常緑広葉/低木~小高木
【学名】Rhododendron spp.
【別名】
【成長】遅い
【移植】難しい
【高さ】1m~4m
【用途】シンボルツリー/鉢植え
【値段】2000円~20000円程度