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ミズキンバイ/みずきんばい/水金梅

Mizu-kinnbai(Ludwigia stipulata)

水きんばい,開花
花言葉は「秘めた熱愛」など 
みずきんばい,水草
蕾と葉の様子
はなことば,みずきんばい
花は繊細さで、雑に扱うと花弁はすぐに落下する
ミズキンバイ
水面に浮かんだ様子
水金梅,植物図鑑
ミズキンバイの葉
みずきんばい,特徴
茎の様子

【ミズキンバイとは】

・千葉県、神奈川県、高知県及び宮崎県の限られた地域に分布するアカバナ科の多年草。浅い水辺の水中や水辺近くの湿地に自生するが、ビオトープなどで観賞用に栽培されることもある。自生の個体数は激減しており絶滅が危惧されている。

 

・水辺に生じウメに似た黄色い花を咲かせること、花が金の盃のように見えること、あるいはキンバイソウに似た黄色い花であることからミズキンバイと名付けられた。別名はミズチョウジ(水丁字)。

 

・花は直径2~3センチで小さいが、蝋細工のように繊細で美しい。いわゆる一日花で午前中に咲き、4~5枚ある花弁は鮮やかな黄色で先端がへこむ。雌しべの先端(柱頭)は4~5つに裂け、8~10本ある雄しべは黄色く、根元付近に長毛を密生させる。

 

・花の後にできる乾いた果実は、長さ2~3センチの円柱形。先端は五角形で下へいくほど細くなって柄と同化する。褐色に熟すと自然に裂け、多数の種子が水に流されて繁殖する。

 

・葉は長さ4~8センチ、幅1~3センチほど長楕円形。表面は光沢があり、葉脈がよく目立つ。茎葉は柔らかでまばらに軟毛を生じるが、全体的にはツルツルした感じになる。

 

・茎の断面は丸く、水に浮くように長さ50センチくらいまで伸びる。ミズキンバイは地上で育つこともあり、その場合は茎が地を這うように広がる。

 

【ミズキンバイの開花時期】

・6月~9月

 

【花の色】

・黄色

 

【草丈】

・20~50センチ(水深による)

 

【ミズキンバイに似た花】

 オオバナミズキンバイ(ルドウィギア・グランディフロラ)

 南米原産の本種に似た水草。生態系を乱す特定外来生物に指定されており、時折大量に発生して話題になる。