モウソウチク

竹取物語,タケの種類
直径が最大となるタケだが、かぐや姫がいたのはマダケ
モウソウチク,タケノコ
モウソウチクのタケノコは存在感がある
モウソウチクの葉っぱ
マダケよりも葉の幅が狭い
モウソウチクの種類
キンメイモウソウは稈に黄色い縞模様が入る

【モウソウチクとは】

・北海道南部以南に分布する代表的なタケで、日本人がタケノコとして食べるのはほとんどがコレ。原産地は中国江南地方であり、江戸時代の半ばに沖縄(琉球)を経由して薩摩藩へ渡来したとされる。繁殖力が高く既存の森林へ侵入して他の樹木を枯死させるため、問題視されることも多い。

 

・タケノコがでるのは4月頃。タケノコは日に当たるとエグ味が出るため、地面から顔を出す寸前のものを早朝に収穫する。手入れが行き届いた竹林で収穫される良質のタケノコは「白子」と呼ばれ、放任された竹林で採る「黒子」と区別される。

 

・タケノコの皮は紫がかった黒褐色で剛毛に覆われる。その大きさを利用して食物などを包むのに使われる。ちなみにマダケの皮には毛がない。

 

・肉厚の悍はしなやかで加工しやすく、竹垣や民芸品に使われるが、1日で1mともいわれる成長の早さゆえに材は粗く、マダケよりも耐久性が落ちるため、籠など細かな編物細工には向かない。

 

・モウソウチクの節の環は一つで、二重になるマダケのそれとは異なる。環の下にロウのような物質が着き、遠くからも白く見えるのが特徴。稈は古くなると黄色くなり、このロウのような物質も薄くなっていく。葉は長さ4~10センチ、幅1センチ程度で、マダケよりも幅が狭い。

 

・マダケは開花後も生き延びるが、モウソウチクは花が咲くと地下茎ごと枯死する。

 

【モウソウチクの品種】

・キンメイモウソウ

 稈に黄色い模様が入る品種。観賞用として日本庭園に植栽される。

 

キッコウチク

 節が亀の甲羅のように膨らむ品種。こちらも主に観賞用にされる。亀の甲羅ではなく、仏の顔に見立てた「仏面竹(ブツメンチク)」という別名もある。

モウソウチクの基本データ

 

【別 名】 カラダケ/カラ/カラモソ

【高 さ】 10m~20m

【直 径】 8~25cm

【節間長】 20~50cm