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葉が赤くなる木
紅葉期以外でも葉が赤くなる木を集め、一覧にしてみました。お庭の一角にアクセントとして、あるいは明るめの垣根に使われることの多い木です。ただし、明瞭な赤い葉が出るのは春先が多く、それ以外の季節には淡い緑色やくすんだ赤になりがちです。
画像から当該樹種のページへ移動します。リンク先は原種(緑の葉)ですが、花や実の様子、性質や育て方の参考にどうぞ。
一年を通じて赤い葉のある木
オタフクナンテン
葉が赤い木の中で、最も頻繁に目にするものです。高さ30センチ程度で管理されているものが多く、都会の真ん中でも元気に活躍しています。
レッドロビン
続くレッドロビンも住宅地の垣根やマンションの植え込みで、よく目にします。特に春先の新芽は人目を惹きます。
ベニカナメ
ベニカナメモチともいわれますが、カナメモチのうち特に新芽が赤くなるもので、上記レッドロビンの原種です。
春に葉が赤くなる木
アカメガシワ
郊外の路傍やヤブに多い落葉樹で、春先の新芽は鶏のトサカのような質感。夏には独特な芳香のある花が咲き、虫がよく集まります。
ヤマザクラ
葉の出る前に花が咲くソメイヨシノに人気を奪われましたが、かつての花見はこれが主でした。褐色に近い赤い葉が花に彩を添えます。
サザンカ
花の少ない時季に咲くため公園や庭園につく使われる花木ですが、紅色の花が咲く品種は新葉も赤みを帯びます。
クスノキ
最も落葉樹に近い常緑樹として知られるクスノキは葉の寿命が短く、初夏に新葉が生え揃う頃、古い葉は赤くなった後、一斉に散ります。
サカキ
神事に使われるため神社などに植えられることの多い木です。このため派手さはありませんが、春先や厳冬期に葉の一部が艶やかな赤色にあることがあります。
チャンチン
一般には知られていない高木で、中国を原産とします。春先の葉はピンク、黄色など個体によって様々に染まります。
スモークツリー
夏に咲く煙のような花が風変わりなため、比較的あたらしい庭に見られます。花のない時季はやや地味ですが、品種によっては画像のような赤みを帯びた葉になります。
冬に葉が赤くなる木
モッコク
日本庭園で常用される古典的な庭木です。夏に小さなツバキのような花を咲かせ、朱色の実もなりますが、よく目立つのは春先の新葉や厳冬期に見られる艶のある赤い葉です。
ホルトノキ
「ナンジャモンジャの木」と呼ばれる木の一つで、寺社や公園で稀に見られる。クスノキ同様に古い葉が赤くなるが、クスノキと違ってその現象がほぼ一年中見られる。
ポインセチア
葉が赤い植物で真っ先にコレを思い浮かべる方も多いでしょう。クリスマス近くになると大量に流通する中南米原産の木で、和名を「猩々木(しょうじょうぼく)」といいます。
ナンテン
赤い実のなる代表的な庭木ですが、実だけでなく葉も赤みを帯びることがあります。季節を問わず色付きますが特に冬は赤みが濃くて見栄えがします。
ヒイラギナンテン
こちらも庭園や公園でよく見かける低木で、チクチクした葉が特徴です。春先も色付きますが、乾燥の強い夏や厳冬期には特に赤い葉が目立つようになります。
赤い葉の品種がある木
ヤブコウジ
別名を「十両」といい、ナンテンやマンリョウなどと共に和風庭園で使われます。葉の色に個体差が多く、古い時代には葉の模様の違いを楽しむコレクターがいたそうです。
トキワマンサク
近年、垣根によく使われるようになった木で、春先は紫に近い紅色の葉が住宅地で派手に主張します。白花種と紅花種があり、葉が赤くなるのは後者です。
スモモ
古典的な果樹ですが、品種によっては新葉や紅葉が美しい紅色を帯び、収穫以外の楽しみがあります。
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