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低木(落葉①)
低木のうち、冬に葉を落とす種類のものです。
冬の間は目隠しにならないという弱点はありますが、いろとりどりの花を咲かせたり、実を結んだりして庭を彩ります。
季節によって葉の色が微妙に変化していくのも、常緑樹にはない魅力の一つです。
春になると小さな花が手毬状に並んで枝を覆います。原産地は中国ですが、日本でも江戸時代から観賞されてきた低木です。
コデマリと同じバラ科シモツケ属の低木です。「下野の国」で発見され全国に広がりました。初夏から咲く花にはいくつかのカラーバリエーションがあります。
5月頃に咲く花は情熱的で力強く、春の花木の中では異彩を放ちます。ウツギと名の付く花木はいろいろとありますが、中でも環境適応力の高い丈夫な低木です。
スズランのような花、秋の紅葉など見所が多く、昔から人気のある落葉性のツツジです。目隠しにはなりませんが、他の植木と組み合わせて生垣に使われることも多い低木です。
近縁のヒュウガミズキより大きくなりますが、その分、花も見ごたえがあります。放任すると4m程度になるため、低木として扱うには手入れが必要です。
5月ころに咲く花は、咲き始めの白から紅色へと次第に変化するという変わった性質を持ちます。