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葉が食用になる木
料理でいう「木の芽」とは、いったい何の木の芽なのでしょうか。一般的にはサンショウが知られますが、地方によって、また、時代によっては別の木の芽を示すことがあります。
今では天婦羅やおひたし、和え物にして食べるのが普通ですが、食糧が豊かではなく、人の暮らしが今以上に天候に左右されたころには、御飯に木の若芽を混ぜ、「かさ増し」して飢饉をしのいでいました。
しかし、葉っぱなら何でも食べられるというものではりません。ここでは毒性がないのはもちろん、アクやクセの少ない木のほんの一部を紹介します。火を通したり、灰汁抜きをして食べるのがほとんどですが、中には生で食べても美味しいものがあります。知識があれば春の野山で道に迷っても大丈夫?かもしれません。
味の好みには個人差があります。また、衛生的ではない場所に生えているものもあるかもしれませんので、野山での御試食はあくまで自己責任でお願いします。