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ヤマウコギ/やまうこぎ/山五加

Yama-ukogi

ヤマウコギ,ヒメウコギ,違い
新芽は山菜として食用になる
山うこぎ,ふゆめ
ヤマウコギの冬芽
ツボミ
葉の展開が落ち着いたころ、蕾が見え始める
ヒメウコギとヤマウコギの違い
ウコギとは違って、花茎が葉の柄より短い
やまうこぎの葉っぱ
5枚ある小葉のうち、真ん中が最も大きい
オニウコギ
樹高は最大で4mほど
幹
ヤマウコギの樹皮

【ヤマウコギとは】

・北海道、本州及び四国西部に分布するウコギ科の落葉低木。よく似たウコギ(=ヒメウコギ)は中国原産で薬用に栽培されるが、本種は日当たりの良い山野や土手、路傍などに見られることからヤマウコギと呼ばれる。日本に自生する全7種のウコギを代表する種でもある。

 

・ヤマウコギの葉はやや分厚く、10センチにもなる長い柄の先で掌状に広がる。普通は五つに裂けてそれぞれの小葉が長い楕円形となり、縁には浅いギザギザがある。小葉のうち最も大きいのは真ん中に位置するもので、長さは3~7センチほど。枝には節ごとに鋭いトゲがあり、葉柄の付け根にはキジラミの仲間による虫こぶが発生することがある。

 

・新芽や若葉には特有の香りと風味があり、山菜として五加飯(うこぎめし)や御浸し、和え物、また、茶の代用にされる。ただし、一般的に健康食品として流通しているのは本種ではなく中国産のウコギ(ヒメウコギ)であることが多い。

 

・開花は初夏(5~6月頃)で、葉の付け根付近から伸びた花茎に、黄緑色をした直径4ミリほどの小さな花が、線香花火のような球状に集まって咲く。花茎は葉柄より短く、花は必ず葉の陰に咲くのがウコギとの違い。

 

・雌雄異株であり、雄花には5個の雄しべが、雌花には2個の花柱がある。雌花の後にできる果実は直径5ミリほどでウドに似る。7~9月頃になると黒紫色に熟し、野鳥はこれを食べるが、苦味が強くて食用にならない。

 

・新芽が出る前に採取したヤマウコギの根の皮は、ウコギの根の皮(生薬名:五加皮)と同じ成分を持ち、代用品として五加皮酒(焼酎に漬けたもの)や滋養強壮の民間薬に使われる。

 

【育て方のポイント】

・土質を問わず丈夫に育ち、寒さにも強い。

 

・日当たりと水はけの良い場所を好む。

 

・芽を出す力が強く、剪定に耐える。

 

【ウコギの仲間】

 エゾウコギ ケヤマウコギ ミヤマウコギ

 ウラジロウコギ オカウコギ ウラゲウコギ

 

【ヤマウコギに似ている植物】

 タラノキ ウド

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ヤマウコギの基本データ 

 

【分類】ウコギ科/ウコギ属

     落葉広葉/低木

【学名】Acanthopanax divaricatus

【別名】オニウコギ/マルバウコギ/ウコギ

【成長】早い

【移植】ふつう 

【高さ】m~4m

【用途】垣根/山菜用

【値段】(市場では流通していない)