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ムレスズメ(群雀)

Chinese peatree

開花時期 群雀
ムレスズメの花はサクラが散るころに咲く
Chinese peatree
新芽の様子
ムレスズメ 花
葉と花は同時に展開する
むれすずめ 花
花は次第に赤みを帯びる
muresuzume
雀が枝にとまるように、花が枝に並んで咲く
葉っぱ 金雀花
ムレスズメの葉の様子
トゲ(棘)がある木
高さは1m程度にしかならない
むれすずめ 幹
樹皮の様子

【ムレスズメとは】

・中国北部を原産とする落葉低木で、江戸時代に日本へ渡来した。

・桜の花が散るころ、エニシダに似た黄色の花を咲かせる。花の形は写真のように特徴的で、細い枝に雀が並んでとまっているように見えることからムレスズメと名付けられた。咲き始めは黄色だが、次第に赤みを帯びてくる。

・果実は扁平した円筒形だが、日本では結実が難しいとされる。

・発酵させた根から抽出したエキスはファンデーションなどのスキンケアに使われる。

 

【育て方のポイント】

・丈夫な性質を持ち、乾燥地でも湿地でも土質を選ばずに育つが、花を十分に観賞するには肥沃な日向がより良い。

・樹形はまとまりにくく、成長も早いため鉢植えや盆栽としてコンパクトに管理するのがよい。

・地植えの場合、他の庭木の近くに植えると景色が馴染みにくいため、大木の根元や石の近くに単独で植えるのが良い。

・剪定は株立ちにする場合は、不要な幹を根元から切除し、不用意に広がらないようにする。秋以降の剪定は花数を減らすため避けるのがベター。また、4,5年に一度はすべての幹を株元で切除して更新すると、樹勢を維持できる。

・株元から次々に地下茎を出し、それによって横に広がっていくため、株分けをして増やすことができる。

 

【品種】

・コバノムレスズメ

 朝鮮半島、中国などに自生する種類で、本種よりも小さめの花を咲かせる。

・ツクシムレスズメ

 常緑性の品種で、本種よりも遅い時季に白い花を咲かせる。また、同じマメ科のエンジュに似た実をつける。

・シダレムレスズメ

 名前のとおり、枝が垂れる品種で、樹形がまとまりやすいため本種よりも好んで使われる。

ムレスズメの基本データ

 

【分類】マメ科 ムレスズメ属

    落葉広葉 低木 

【学名】Caragana chamlagu Lam.

【別名】金雀花

【成長】早い 

【移植】簡単 

【高さ】1m前後

【用途】鉢植え/切花/盆栽  

【値段】800円~2000円