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タチバナモドキ

Yellow firethorn

オレンジの実,棘
タチバナモドキは「黄色いピラカンサ」
タチバナモドキ,葉っぱ
新葉の様子
橘もどき,樹木
蕾の様子
タチバナモドキ,花
花の様子
ホソバトキワサンザシ,特徴
成葉の様子
細葉常磐山査子,実
未熟な実の様子
yellow firethorn,fruits
色形はミカンよりもカキに近い
yellow firethorn,tree
樹皮の様子

【タチバナモドキとは】

・中国西南部(雲南省あたり)を原産とする常緑低木。光沢のあるオレンジ色の実が美しく、この観賞を目的として明治40年頃、フランスを経由して日本へ渡来した。

 

・本種とトキワサンザシ、ヒマラヤトキワサンザシ及びそれらの雑種をまとめてピラカンサ(ピラカンサス、ピラカンタ)と呼ぶが、本HPでは最も扱いの多いトキワサンザシをピラカンサの項目に取り上げている。

 

・初夏(5~6月)に咲く花は画像のような色形だが、直径は5~8ミリほどと小さい。花弁と萼片は5つずつある。花言葉は「慈悲」「防衛」など。

 

・花の後にできる果実は直径5~8ミリの扁平した球形で、秋になるとオレンジ色(あるいは黄色)に熟し、これを目当てに小鳥が集まる。実の様子がタチバナ(一品種としてのタチバナではなく、ミカン全般を示す)に似るとしてタチバナモドキと命名された。実の先端には萼片と呼ばれるものが残り、小さなカキのように見える。果実の中にはゴマのような種子が一粒入っている。

 

・葉は長さ5~6センチの細長い楕円形で、トキワサンザシよりも幅が狭いことからホソバトキワサンザシとの別名がある。枝から互い違いに生じるのが基本だが、短い枝では多数が密生する。葉の裏には軟毛が密生し、灰白色に見える。

 

【育て方のポイント】

・耐寒性、耐暑性が高く、乾地でも湿地でも育てられる。

・日向を好むが日陰でも育つ。ただし、花数は減る。

・排気ガスには弱い。

・枝は横に張り出しやすく、樹形が整えにくいため、実を観賞するものとして割り切るか列植して生垣とする。

・成長が早く、芽を出す力も相当に強い。放任すると間延びしながら繁茂するため、定期的に剪定する必要がある。剪定は11~12月が適期。樹齢は比較的長い。こうした性質を利用して盆栽とすることもできる。

・枝に鋭い棘があるため防犯用の生垣に使うが、その分、剪定しにくい。棘のないピラカンサ「ソーンレストヨダ」という品種もある。

・挿し木で容易に増やすことができる。

 

 

【似ている木】

トキワサンザシ

・ヒマラヤトキワサンザシ 

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タチバナモドキの基本データ

 

【分類】バラ科/トキワサンザシ属

    常緑広葉/低木

【学名】Pyracantha angustifolia (Franch.)

    C.K.Schneid.

【別名】ピラカンサ/ホソバトキワサンザシ

【成長】早い

【移植】困難

【高さ】2m~4m

【用途】庭木/鉢植え、花材、盆栽

【値段】1800円~