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メギ/めぎ/目木
Japanese barberry
【メギとは】
・東北地方南部以南の本州、四国及び九州に自生するメギ科の落葉低木。
・新葉が出るころ、写真のような薄黄色の花を下向きに咲かせ、秋から冬にかけて光沢のある赤い実ができる。
・葉の付け根や枝の節々に鋭い棘があるため、別名を「小鳥止まらず」という。庭木としてはやや扱いにくいが、防犯用として垣根に使う場合もある。
・メギ(目木)という名前は、メグスリノキと同様、葉や茎を煎じて洗眼に用い、充血や炎症を防いだことによる。
【メギの育て方のポイント】
・根元から株立ち状に枝が密生するのが自然樹形。成長はやや遅いものの芽を出す力が強く、剪定によく耐える。ただし、棘があるため扱い際は皮やゴムの厚手の手袋が必要
・繁殖は実生または株分けによるが、実生の場合、成長はかなり遅い。
【メギの品種】
・欧米でも同様の原産品があり、「バーバーリー」などと称し、庭園用に広く普及する。中でも「ローズグロー」、「オーレア」など、葉の色が美しい観葉種に人気がある。
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メギの基本データ
【分類】メギ科 メギ属
落葉広葉 低木
【漢字】目木(めぎ)
【別名】コトリトマラズ
ヨロイドオシ
【学名】Berberis thunbergii
【英名】Japanese barberry
【成長】やや遅い
【移植】簡単
【高さ】1m~2m
【用途】公園/垣根
【値段】800円~