マユミ(真弓)

spindle tree

真弓の実 樹木
秋にできるマユミの実は、ピンク色のサイコロのよう
まゆみの木
マユミの冬芽
真弓,樹木
芽出しの様子
spindle tree
新芽と蕾の様子(3月上旬)
Japanese spindle tree
新葉の様子
樹木 まゆみ
マユミの成葉
マユミ 植木
樹形は奔放で、まとまりにくい
flower of spindle tree
マユミの花
開花時期
花の時期は5月ころ
spindle tree,fruits,picture
色付く前の実の様子
spindle tree,picture
熟すと中から種子が飛び出す
まゆみ,赤い実
投機は庭の主役にもなり得る
spindle tree
真冬の様子
マユミの樹皮 写真
古木の樹皮

【マユミとは】

・沖縄を除く日本全国の山地に自生するニシキギ科の落葉樹。紅葉や実を観賞するため、古くから庭木あるいは盆栽として親しまれてきた。朝鮮半島や中国、台湾にも見られる。

 

・マユミの枝には柔軟性があり、よくしなる。弓(丸木弓)の材料になったことから「真弓」と名付けられた。「真」には「最高の」意味があり、高級な弓材であった。弓に使われる木としてはほかにイチイミズメケヤキニワトコヤマナラシなどがある。

 

・秋(10~11月)になるとサイコロステーキのような四角い薄紅色の実が鈴なりになる。これを目当てに鳥がよく集まるが、種には毒性がある。長い間、枝に残り地域によっては雪とのコラボレーションが見られる。同じ仲間であるニシキギマサキと同じように熟すと四つに裂け、中からオレンジ色の種(仮皮種)が顔を出す。この様子を繭(まゆ)に喩え、繭実(まゆみ)が命名の由来であるとする説もある。

 

・枝はしなやかな一方、材は緻密で堅く、白色が美しいことから、コケシなどの民芸品を作る材料となる。

 

・5月になると余り目立たないものの淡い緑色の小花を咲かせる。雌雄異株であり雌の木には雌花を、雄の木には雄花を咲かせる。花弁、萼片、雄しべは四つある。

 

・マユミの葉は個体差や変異が多く、大きさや幅はバラエティに富む。また、秋には葉が黄色から紅色になるが、地方や環境によっては橙色、黄色にとどまる。

 

・樹高は通常3m程度におさまるが、稀に15mほどの高さになる。老木になるに従って、幹に裂け目ができ、樹形自体も味わい深いものとなる。

  

【育て方のポイント】

・基本的には病害虫に強く、丈夫な性質であり、育てやすい。

 

・日向から半日陰に植えるのがベターだが、寒さに強く、日陰でも育てられる。

 

・成長が早いものの、剪定によって適度な高さに抑えて育てることができる

 

・土質は選ばないが、花や実を十分に楽しむには肥料が必要。

 

・雄株には実がならない。

 

【マユミの品種】

アカミノマユミ~実の色が濃い変異種

・シロミノマユミ~実がクリーム色で、中の種(仮種皮)が赤い品種

 ほかにもアメリカマユミなどが知られる。

・百万石

 大きな赤い実がなる品種

・ホウキマユミ

 複数の細かい幹が箒状に生じる園芸品種

 

【似ている木】

コマユミ

ニシキギ

ツリバナ

マサキ 

マユミ 白実 画像
実が白い「シロミノマユミ」
檀の木,品種
「百万石」は大きな実ができる
ホウキマユミ,画像
ホウキマユミは幹が箒状になる
あめりかまゆみ 盆栽
アメリカマユミ

マユミの基本データ

 

【分類】ニシキギ科 ニシキギ属

    落葉広葉 小高木

【学名】Euonymus sieboldianus 

【別名】カワラマユミ/オトコマユミ

    ヤマニシキギ/ユミノキ 

【成長】早い

【移植】簡単 

【高さ】2m~6m

【用途】根締め/公園/盆栽

【値段】1000円~10000円