ポプラ/ぽぷら

Poplar

ポプラの木 特徴
並木として公園の水辺などに植えることが多い 北海道大学のものが有名
ポプラの葉っぱ,ぽぷら,画像
新葉の様子
leaf of poplar
成葉の様子
アメリカヤマナラシ,木,ぽぷら
点景として単独で植えられることも多い
ポプラ 植物 樹木
細かな枝が無数に生じ、斜上する
cottonwood,picture
黄葉期の様子(赤く見えるのはアメリカフウ)
ポプラの樹皮,画像,ぽぷら
樹皮の様子

 

【ポプラとは】

・ヨーロッパあるいは西アジアを原産とするヤナギの仲間。雌雄異株だが、雄株だけが防風林用として明治時代に渡来し、北海道を中心に植栽された。普通はセイヨウハコヤナギをポプラと呼ぶが、ポプラ属全般をポプラということもある。

 

・湿地を好み、土質を問わずかなりのスピードで育つ。このため湿地帯を早期に緑化するような場合に好んで使われる。池や沼、河川敷の公園などで目にする機会が多いのはこのため。その生命力は大変に強く、ポプラの丸太で作ったフェンスから根が生じることがあるというが立木としての寿命は短い。

 

・幹は真っすぐに伸び、直径は最大で2~3mほどに。樹皮は灰色で、樹齢を重ねると不規則に剥離する。枝は横へ張らず、上へ上へと伸びる。スリムな樹形が好まれ、並木として複数を列植することが多い。

 

・葉は長さ5~10センチ、幅5センチ程度の三角形あるいは菱形。縁にはギザギザがあり、枝から互い違いに生じる。葉の付け根に長い柄があるのが特徴。

 

・葉が展開する前の4~5月に紐状の花が咲き、5~6月に熟す果実からはタンポポの種子のような綿毛が飛び立つ。

 

・木炭が火薬の原料になるとされたため、軍の跡地等に大木が残る。材は軽くて柔らかく、欧米では家具や楽器を作るのに使われるが、耐久性は乏しく、日本ではマッチの軸やチップ材、箱などの工芸品に使われる程度。材木としては北米産のイエローポプラ(モクレン科)としばしば混同される。

 

【育て方のポイント】

・土質を選ばず、かなりの痩せ地でも育つが、典型的な「陽樹」であり健全な生育には日照が欠かせない。

 

・根が浅いことや幹に空洞ができやすいことから、強風で倒れやすいため留意する必要がある。

 

・大木であり、落ち葉が滑りやすいこと、落葉期に小枝が散らばることなどから、一般家庭には不向き。

 

・竹ぼうきを逆さに立てたような樹形に育つのが普通。幹からの芽吹きや根元からのヒコバエが多い。枝は幹に寄り添うよう生じる。間近で見ると雑然とした枝ぶりだが、個々の樹木をしみじみ鑑賞するような木ではなく、並木として全体の景観を鑑賞する。

 

【ポプラに似ている木】

ギンドロ

 近年「ホワイトポプラ」と呼ばれるポプラの一種。葉の裏側の白色が美しく、花材として使われる。

ヤマナラシ

ドロノキ

ポプラの基本データ

 

【分類】ヤナギ科 ハコヤナギ属

    落葉広葉 高木

【学名】Populus nigra

     var. italica

【別名】ホウキポプラ/クロポプラ

    セイヨウハコヤバギ(西洋箱柳)

    イタリアヤマナラシ/イタリアポプラ

    イタリアクロポプラ

【成長】かなり早い

【移植】簡単

【高さ】15m~40m

【用途】公園/街路樹/並木

【値段】2000円~