ポプラ

Poplar

ポプラの木 特徴
並木として公園の水辺に植えることが多い
ポプラの葉っぱ 画像
新葉の様子
leaf of poplar
成葉の様子
アメリカヤマナラシ,木
点景として単独で植えられることも多い
ポプラ 植物 樹木
細かな枝が無数に生じ、斜上する
cottonwood,picture
黄葉期の様子(赤く見えるのはアメリカフウ)
ポプラの樹皮 画像
樹皮の様子

 

【ポプラとは】

・ヨーロッパあるいは西アジアを原産とするヤナギの仲間。雌雄異株だが、雄株だけが明治時代に渡来し、日本全国に植栽される。普通はセイヨウハコヤナギをポプラと呼ぶが、ポプラ属全般をポプラということもある。

 

・湿地を好み、土質を問わずかなりのスピードで育つ。このため湿地帯を早期に緑化するような場合に好んで使われる。池や沼、河川敷の公園などで目にする機会が多いのはこのため。その生命力は大変に強く、ポプラの丸太で作ったフェンスから根が生じることがあるという。

 

・枝は横へ張らず、上へ上へと伸びる。スリムな樹形が好まれ、並木として複数を列植することが多い。幹は直径2~3mほどになる。

 

・葉は長さ5~10センチ、幅5センチ程度の三角形で枝から互い違いに生じる。付け根に長い柄があるのが特徴。葉が展開する前に紐状の花が咲き、花の後には実ができる。

 

・木炭が火薬の原料になるとされたため、軍の跡地等に大木が残る。材は柔らかく、箱などの工芸品を作るのに使われる。

 

【育て方のポイント】

・土質を選ばず、かなりの痩せ地でも育つが、典型的な「陽樹」であり健全な生育には日照が欠かせない。また、根が浅く、強風で倒れやすいため留意する必要がある。

 

・大木であり、落ち葉が滑りやすいこと、落葉期に小枝が散らばることなどから、一般家庭には不向き。

 

・竹ぼうきを逆さに立てたような樹形に育つのが普通。幹からの芽吹きや根元からのヒコバエが多い。枝は幹に寄り添うよう生じる。間近で見ると雑然とした枝ぶりだが、個々の樹木をしみじみ鑑賞するような木ではなく、並木として全体の景観を鑑賞する。

 

【似ている木】

ギンドロ

 近年「ホワイトポプラ」と呼ばれるポプラの一種。葉の裏側の白色が美しく、花材として使われる。

ヤマナラシ

ドロノキ

ポプラの基本データ

 

【分類】ヤナギ科 ハコヤナギ属

    落葉広葉 高木

【学名】Populus nigra

     var. italica

【別名】ホウキポプラ/クロポプラ

    セイヨウハコヤバギ

    イタリアヤマナラシ

    イタリアポプラ

【成長】かなり早い

【移植】簡単

【高さ】15m~40m

【用途】公園/街路樹/並木

【値段】2000円~20000円程度