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ボタンクサギ/ぼたんくさぎ/牡丹臭木

Rose glorybower

牡丹クサギの花,画像
花の少ない時季、薄暗い場所で煌びやかに咲く
タマクサギ,クスダマクサギ
ツボミの様子
ひまらやくさぎの花
4本の雄しべが突き出る
ボタンクサギの種類
葉に模様が入る品種もある
葉っぱの様子
葉は花序と同じくらいの大きさで、縁には不規則なギザギザがある
ヒマラヤクサギの木の葉っぱ
裏面の様子
牡丹臭木.幹
樹皮の様子

【ボタンクサギとは】

・中国中南部を原産とするクマツヅラ科の落葉低木。半球状の花を牡丹に見立て、葉に臭気があることからボタンクサギと命名された。日陰に強いため、観賞用として高木の下や建物の北側に植栽される。

 

・開花は7~8月。枝先に小花が直径10~15センチの半球状に集まって咲く。小花は細い筒型で先が五つに裂け、四つある雄しべが花の外に突き出る。花の後にできる果実は直径1センチほどの球形で、藍紫色に熟す。

 

・花色は紅色~紫色で、白い花を咲かせるクサギとの対比において本種をベニバナクサギと呼ぶこともある。また、かつては花の様子をくす玉に見立ててクスダマクサギと称することもあった。近年は中国名「臭牡丹」に倣ってボタンクサギと呼ぶのが一般的。

 

・葉は枝から対になって生じ、長さ8~15センチの卵形になる。葉の先端はわずかに尖り、縁には粗いギザギザがある。両面の脈上に細かな毛があり、手で触れるとザラザラする。葉をちぎるとクサギと同じような臭気がある。

 

【育て方のポイント】

・植栽の適地は関東以西だが、東北地方の南部までなら地植えで育てることができる。

 

・腐植質に富み、湿気のある半日陰地を好むため、植穴には堆肥や腐葉土を漉き込むのが望ましい。乾燥の厳しい痩せ地では生育が不良となる。

 

・丈夫な性質を持ち、アブラムシ以外の病害虫はほぼ見られない。一旦根付くと地下茎によってどんどん広がり、枝葉が繁茂する。

 

・剪定で樹形を整えるような木ではなく、手入れは開花後に花殻を早めに取り除く程度。繁茂しすぎるようであれば地際で幹ごと切除する。 

 

【ボタンクサギの品種】

・ピンクダイヤモンド

 葉に模様が入る品種。花のない時季でも明るい雰囲気を持つため、一般家庭の庭園ではより好まれる。

 

【ボタンクサギに似ている木】

・ヒギリ

 緋色の花を咲かせる品種。原産はインドで、四国、九州などの暖地では庭園に用いる。

 

クサギ

 日本全国に広く見られる落葉小高木。白い花の後にできる実は赤と青の奇妙な色合いになる。

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ボタンクサギの基本データ

 

【分類】クマツヅラ科 クサギ属

    落葉広葉 低木

【学名】Clerodendrum bungei

【別名】ベニバナクサギ/クスダマクサギ

    ヒマラヤクサギ/タマクサギ

【成長】早い

【移植】地下茎が繁茂していて面倒だが可能 

【高さ】1m~2m

【用途】花木/公園

【値段】1500円~