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ハリギリ(針桐)

Castor aralia

Castor aralia
幹の鋭い棘は、老木になると先端が丸くなる
天狗の葉団扇 ふゆめ
冬芽は怪獣のよう
Castor aralia
若葉は食用になる
棘のある木
高さは25mほどの大木になり得る
針桐 葉っぱ
葉はヤツデに近く、テングノハウチワと呼ばれる

【ハリギリとは】

・キリとは名が付くものの、高級箪笥の材料として知られるキリの仲間ではなく、タラノキなどと同じウコギ科に属する。幹や枝が鋭い棘で覆われ、キリのような葉を持つ(あるいはキリのような材質である)ため名付けられた。タラノキウコギ、コシアブラと同様、新芽は天ぷらなどにして食用される。

 

・棘は樹皮が変形してできたもの。幹の棘は幼木に限られ、老木になると小枝にのみ刺がある。木が大きくなると棘は先端が丸くなってイボ状に残るとともに、幹には深い窪みができて美しい木肌となる。なお、樹皮は薬用となる。

 

・ハリギリの材は「センノキ」と呼ばれる。木目はケヤキに似て柾目が美しく重宝される。アイヌ民族はこれを用いて船、臼、木鉢などを作った。現在でもベニヤ板や家具材として使用される。

 

・葉は直径20センチ~30センチ程度で、5つから9つ程度に裂ける。葉柄が長いことや秋に黄葉して落下する様子は桐に似る。

 

・6月から8月にかけて咲く黄緑色の花は、小さな花の集合体で、花火のような独特の半球状に咲く。

 

【育て方のポイント】

・暑さ寒さに強く、北海道から九州までの広い範囲に自生する。

・肥沃な深層土を好むが適応力があり、土質を問わずに育つ。

・幹は直立し、枝の出方も単純になる傾向がある。成長が早く、直径1m程度の大木になる場合もある。その割に剪定に弱いため、一般家庭の植栽にはあまり向かない。

・人通りのある場所に植える場合、安全のため下の方の棘は取り除いたほうがよい。ナタなどで払えば容易に除去できる。

 

【似ている木】

・同じウコギ科のタラノキに似るが、棘はハリギリの方が大きい。

棘のある木 

ハリギリの基本データ

 

【分類】ウコギ科 ハリギリ属

    落葉広葉 高木

【学名】Kalopanax septemlobus 

       Koidzumi

【別名】ハリキリ/センノキ/

    テンングノハウチワ/

    テングッパ

【成長】早い

【移植】難しい

【高さ】15m~25m

【用途】公園/山菜

【値段】800円~10000円程度