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ハナズオウ/はなずおう/花蘇芳

Chinese redbud/Chinese Judas tree

ハナズオウ,はなずおう,花蘇芳,花言葉
花言葉は「裏切り」などで、セイヨウハナズオウの伝承に基づく
ハナズオウ,花蘇芳,樹木,はなずおう
ハナズオウの冬芽
ハナズオウ,はなずおうの木,花蘇芳
葉が展開するのは開花後(枝先に新芽)
ハナズオウ,はなずおう,蘇芳,葉,木,特徴
葉はハート形で直径10センチ程度になるものもある
ハナズオウ,開花時期,蘇芳の木,はなずおう
ハナズオウの蕾
ハナズオウ,花蘇芳,はなずおう
ハナズオウの開花は4~5月  
ハナズオウの花,はなずおう
花先は上3つと下2つに分かれ、雄しべは10個ある
ハナズオウの木,はなずおう,樹木
枝を覆うように多数の小花が密生する 
ハナズオウ,Chinese Judas tree
でき始めの豆果の様子
ハナズオウの木の実,花蘇芳,はなずおう
少しずつ大きくなって色付く
ハナズオウの豆,時期,すおう
豆果は緑から赤褐色へと変化
ハナズオウ,はなずおう,豆,実
春先まで枝に残る
ハナズオウ,蘇芳,紅葉,はなずおう
秋になると黄葉する
ハナズオウ,花蘇芳,はなずおう,樹木,特徴
株立ち状に育つのが基本で、樹皮は灰褐色

 

 

【ハナズオウとは】

 

 

 

・中国北中部原産のマメ科落葉樹で、日本には1695年(江戸時代)以前に渡来。春になると紅紫色の花を咲かせ、その美しさから公園や庭園の庭木として植えられてきた。花の色が、同じマメ科の熱帯植物スオウから作る染料「蘇芳」に似ていることから、ハナズオウと名付けられた。

 

 

 

・ハナズオウの開花は葉が展開する前の4~5月頃。花は蝶形で浅く五つに裂け、上側中央にある「旗弁」は立ち上がるが、両側で後方へ反り返る2枚の翼弁より小さく、見付けにくい。

 

 

 

・下側にある2枚の「舟弁」は、上側の花弁よりも長くて大きい。花全体の長さは1~2センチほど。萼は釣鐘型で花柄が短いため、枝に直接付くように見える。 

 

 

 

・葉は長さ5~8センチの円形あるいはハート型で、花が終わりきらないうちに展開し始める。葉の縁にギザギザはなく、枝から互い違いに生じ、質厚で表面には光沢があるが、裏面は半透明の白い葉脈5本が放射状に広がる。

 

 

 

・花の後にはキヌサヤのような豆果ができる。長さ5~8センチで、でき始めは緑色だが徐々に赤みを帯びた後、10月頃、黒褐色に熟す。中には光沢のある濃褐色の種子が5~8粒入る。豆果は熟しても自然には裂けない。繁殖は実生または挿し木による。

 

 

 

・主幹は直立するがそれに沿って複数の細い幹が出て株立状になる。原産地では樹高15mに達するというが、日本では最大でも4~5mほど。幹も直径10センチほどにとどまる。樹皮は白っぽい灰色で、紅紫の染料、漢方では薬用とする。

 

 

  

【ハナズオウの育て方のポイント】

 

 

 

・耐寒性や耐暑性があり、北海道南部以南であれば地植えできる。花を楽しむためには日向がよく、日陰では花数が少なく、葉の色も冴えない。 

 

 

 

・性質は非常に丈夫で、痩せ地や乾燥地でも育つなど、土質を選ばない。また、病害虫にも強い。 

 

 

 

・枝が上へ上へと伸び、箒を逆さにしたような樹形になるが、枝数は少なく、強い剪定を好まない。花は前年に伸びた枝により多く咲くため、冬季に大胆な剪定をすると花が咲かなくなる。

 

 

 

・樹形が独特であり、他の植木と景色が馴染みにくい。芝生の中などに単独で植えるのがベター。根が粗いため移植や株分けは難しく、植える場所は熟考した方がよい。 

 

 

 

【ハナズオウの品種】

 

 

 

アメリカハナズオウ

 

 いわゆる「カラーリーフ」で、紫や斑入りの葉が庭に彩を添える。成長が遅く手間がかからないものの、うまく育てば高さ5~7m程度になる。フォレストパンシーやシルバークラウドという品種の人気が高い。花は淡い紅色でハナズオウよりも小さく、疎らに咲く。

 

ハナズオウの種類,はなずおう
紫色の葉を持つ「フォレストパンシー」という品種
ハナズオウ,あめりかはなずおう,はーとおぶごーるど
ハートオブゴールドは黄緑色の鮮やかな葉
ハナズオウ,シルバークラウド,アメリカハナズオウ
シルバークラウド

 

 

 

・セイヨウハナズオウ

 地中海沿岸を原産地とする近縁種。通称を「ユダの木」といい、キリストを裏切ったユダがこの木で首を吊ったと伝えられる。

 

 

 

・シダレハナズオウ(ラベンダーツイストなど)

 名前のとおり、枝が垂れる性質を持つ。洋風の建物にマッチする。

 

 

 

・シロバナハナズオウ

 名前のとおり、白い花を咲かせる。小さなうちからよく花を咲かせるが、紅紫のものに比べて、やや小ぶりな花となる。 

 

ハナズオウ,シロバナ,種類
白い花を咲かせる「シロバナハナズオウ」

 

 

 

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ハナズオウの基本データ

 

【分類】マメ科

    ジャケツイバラ亜科

    ハナズオウ属

    落葉広葉/低木

【漢字】花蘇芳(はなずおう)

【別名】ハナスオウ/スオウ

    ハナムラサキ/スオウギ

    紫荊樹(シケイジュ)

    スオウバナ 

【学名】Cercis chinensis  

【英名】Chinese redbud

【成長】やや早い 

【移植】簡単 

【高さ】~7m 

【用途】花木/公園/切花  

【値段】1000円~

 

 

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