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チャノキ/ちゃのき/茶の木

Tea plant

チャノキ,花,画像
開花は9月~11月 花言葉は「純愛」「追憶」など
お茶の木,新芽,おちゃのき
チャの冬芽
お茶の新芽
芽出しの様子
お茶の木
新芽の様子
茶畑,お茶の木,画像,皇居
いわゆる「茶畑」の様子
お茶の葉
当然ながら「お茶」になる
leaf of Japanese  tea tree
チャノキの新葉
お茶の木の葉っぱ
チャノキの成葉
お茶っぱ
冬季の葉の様子
チャノキ,葉,特徴
裏面は葉脈が目立つ
チャノキ,おちゃのき,樹木図鑑
チャノキは田畑の境界などにも使われる
お茶の木の蕾
蕾の様子
お茶の木,蕾,花
蕾の様子
お茶の花,画像
花の多くは下向きに咲く
お茶の花
多数の雄しべが突き出し、微香がある
お茶の木の花
花の裏側の様子
fruits of Japanese tea tree,picture
実はツバキなどに似る
お茶の木の実,画像
茶の実
お茶の木の幹
樹皮はツバキやサザンカと同じような感じ

【チャノキとは】

・インド~ベトナムを原産とするツバキの仲間。日本には奈良~平安時代に中国から薬用として渡来し、鎌倉時代の禅僧によって新芽を摘んで日本茶にする喫茶の文化が普及した。いかにも日本的な花木だが、茶という名称は漢名「茶」の音読みに由来する。

 

・薄暗い山林の中に生えるチャノキもあるが、元来日本に自生はなく、茶園から広がって野生化したものと考えられている。こうしたチャノキを「山茶」と呼ぶこともある。街中では生垣として使う例もあるがチャドクガという不快害虫による被害が問題になる。

 

・チャノキの葉は薄い革質。縁には波状のギザギザがあり、枝から互い違いに生じる。葉の先端は鈍く尖って葉脈はへこみ、基部はクサビ形になるのが特徴。チャノキの葉でも製法が異なれば紅茶やウーロン茶になる。

 

・新緑の美しさはもちろん、主張しすぎない控えめな花が日本人好みとされ、花を観賞するための園芸品種も多い。チャノキの花期は10~11月で、直径2~3センチ程度の白い花が枝先の葉の脇にひっそりと下向きに咲いて微かな芳香を放つ。

 

・花の中央には先端が三つに裂ける花柱(雌しべ)があり、その周囲を多数の黄色い雄しべが囲む。5~7枚ある花弁は先端がくぼみ、ほぼ円形に並ぶ。

 

・11月ごろに熟する暗褐色の果実はツバキやサザンカに似るが、やや小さく、形も三角形に近い。季節が進むにつれて果皮は三つに裂け、茶色い種子が顔を出す。種子は球形で直径は1~1.5センチほど。

 

【チャノキの育て方のポイント】

・基本的には暖地性で、本州から沖縄までが植栽の適地となる。

 

・日向の肥沃な土を好む。

 

・「茶摘み」からも分かるように、芽を出す力が強く、刈り込みによく耐える。自然樹形をいかす手もあるが、放任すれば4m程度にもなる上、自然樹形はゴチャゴチャしがちであるため、多くの場合、「かまぼこ型」に整形される。

 

【チャノキの品種】

・中国産のベニバナチャ、コウテンチャ、斑入りチャノキなどが知られる。サザンカやツバキとの交雑種も多い。 

 

・日本茶用にはヤマトミドリ、アサツユ、ハツミドリ、ヤブキタなど数十種類のチャが使われ、用途(玉露用、煎茶用)は品種によって決まっている。主な産地は静岡、宇治、狭山など。

お茶の木 種類
葉に模様が入る品種(バリエガタ)

チャノキの基本データ

 

【分類】ツバキ科/ツバキ属

    常緑広葉/低木

【漢字】茶の木(ちゃのき)    

【別名】チャ

【学名】Camellia sinensis

【英名】Tea plant

【成長】やや早い

【移植】難しい

【高さ】1m~4m

【用途】製茶用/垣根/盆栽

【値段】1500円~