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メタセコイア/めたせこいあ/曙杉

Dawn Redwood

あけぼのすぎ 特徴 紅葉
別名の「曙杉」は紅葉の様子から
メタセコイア,ラクウショウ,違い
冬芽は左右対称に並び、ラクウショウとは全く異なる
めたせこいあ,らくうしょう,見分け
当然ながら葉も左右対称に生じる
メタセコイアの葉っぱ,食べられる
若葉は甘味があっておいしい
生きた化石の木,何
「生きた化石」だが今ではそこらじゅうの並木に使われる
メタセコイアの実 画像
実の様子
めたせこいあや,木の実
こんな感じに枝にぶら下がる
めたせこいあ 種子
熟して落下すると、こんな形になる
曙杉 紅葉 黄葉 並木
紅葉期の様子
メタセコイア,落ち葉
こう見れば綺麗だが、チリチリになって掃除が面倒
冬のメタセコイア
冬の様子 クリスマスツリーにされることもある
幹 あけぼのすぎ
メタセコイアの樹皮
めたせこいあの木
幹の断面
あけぼのすぎ,樹木
ラクウショウのような「気根」はできないが地表に張り出す

【メタセコイアとは】

 

・スギ科メタセコイア属の落葉高木。端正な樹形や四季折々に変化する葉色が美しく、各地の公園や並木、高速道路のインターチェンジなどに使われる。イルミネーションを括り付けてクリスマスツリーにされることも多い。

 

・かつては化石として存在するのみであった。1945年に中国西部(四川省)で生きたメタセコイアが発見され、アメリカを経由して日本へやってきた。

 

・日本に渡来したのは1949年か1950年。始めは苗木が全国の植物園などに配られたが、挿し木でどんどん増やされ、今では特に珍しい木ではなくなった。

 

・「メタセコイア」とは「絶滅した後になって発見された杉」といった意味。こうした背景からメタセコイアは時に、「生きた化石」と呼ばれる。

 

・メタセコイアは新緑が美しく、触れるとサラサラして清涼感がある。秋に紅葉する様を表して「曙杉」との和名が付いたが、近くで見るとそれほど美しいとは言えない。

 

・秋になると長い柄がついた小さなマツボックリのような実ができる。

 

【育て方のポイント】 

・成長がきわめて早く、病害虫にも強い。

 

・日向を好み、極端な日陰では生育が悪い。

 

・樹形が自然に円錐状に整う。また、剪定にも強い。(すぐに元どおり)

 

・大木であり、切っても切っても育つため、一般家庭には向かない。

 

・落ち葉がポロポロと崩れやすく、掃除が面倒。下草は落ち葉に埋もれやすい。

 

・樹齢を経るにつれ、根が地表付近に現れるため、周囲の歩行を妨げる。

 

【メタセコイアの品種】

・紅葉期のメタセコイアは一時的に黄金色になるものだが、その発色が特に強い個体や、夏でも葉が黄緑色にとどまる個体を特に「黄金メタセコイア」あるいは「ゴールドラッシュ」などと呼ぶ場合がある。

めたせこいあ,種類
黄金メタセコイア

 

【メタセコイアに似ている木】

・ラクウショウ

センペルセコイア

ヨーロッパイチイ

イチイ

 

【ラクウショウとの違い】

・メタセコイアの別名「ヌマスギモドキ」とは、沼杉=ラクウショウに似ているという意味。ラクウショウの枝は下へ垂れやすく、遠目でも判別できるが、それは自然樹形の場合。剪定を繰り返された両者の区別は遠目では難しい。しかし、近付いてみると葉の生え方が異なるため区別できる。ラクウショウは細かな葉が、細い枝から互い違いに生える「互生」だが、メタセコイアは一箇所から対になって生える「対生」となっており、その違いは冬芽を見ても分かる。

ラクウショウとメタセコイア 見分け
メタセコイアの葉
メタセコイアとラクウショウ 違い
ラクウショウの葉

メタセコイアの基本データ

【分類】スギ科 メタセコイア属

    落葉針葉 高木 

【学名】Metasequoia

    glyptostroboides

【別名】曙杉(アケボノスギ)

    ヌマスギモドキ/ミズスギ

【成長】かなり早い

【移植】容易

【高さ】20m~35m

【用途】公園/街路樹

【値段】500円~(苗木)