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イチョウ(銀杏)

Ginkgo

庭木図鑑 銀杏
イチョウの黄葉は日本人に馴染み深い
公孫樹 銀杏 ふゆめ
イチョウの冬芽
イチョウの花 画像
春には芽出しと共に開花し・・・
ぎんなん ギンナンの木
花の後には銀杏ができ始める
イチョウの葉っぱ 画像
イチョウには切れ込みのある葉と・・・
leaf of ginkgo,picture
切れ込みのない葉がある
ギンナンの木 画像
真夏の様子
銀杏 画像
銀杏は葉が色づく前に熟す
ギンナン 写真
銀の殻に包まれたアンズで「銀杏」 一粒なら絵になるが....
銀杏の臭い
大量にあると臭いがつらい
紅葉 公孫樹
神社や学校で数多く見かけるイチョウの黄葉
銀杏の木の剪定
街路樹では、このように剪定されるが・・・
銀杏の樹皮 画像
放任すれば巨木になる

【イチョウとは】

・イチョウ科の落葉樹。秋の黄葉や茶碗蒸しに使う銀杏で馴染み深い。約2億年前に栄え現在まで種を絶やさずに続く歴史の古い木だが、その仲間は絶滅し、イチョウ科の木はこれしかない。このためイチョウはメタセコイアと共に生きた化石と呼ばれる。

 

・中国原産で朝鮮半島を経緯して日本へ渡来したとされる。イチョウという名は、中国名のイーチャオ(鴨脚=葉の形がカモの足に似ることから)が転訛したものとされる。なお、漢字表記の「公孫樹」は、孫の代にならないと収穫ができないことを意味する。

 

・老木になると幹から「気根」が垂れ下がることがある。これを人間の乳になぞらえて、乳がよくでるようにと祈願した習慣が各地に残る。

 

・雌雄異株で4月頃に花が咲く。花粉は風を媒介し数キロ離れていても受粉するが、受粉後しばらく時を経た10月頃に受精する。なお、イチョウに精子があることは1896年、日本人によって発見された。

 

・イチョウの実(銀杏)には悪臭があるが、料理に使われ、薬用にもなる。しかし、最近では落ちたギンナンの匂いや処理が厄介だということで、雄木が好んで植えられる。

 

・葉は扇型で切れ込みがあるのが普通だが、個体によって微妙に異なる。かつて植木職人の間では、切れ込みがあってズボンのように見える葉を持つのが雄木、切れ込みがなくスカートのように見える葉を持つのが雌木という俗説が流布していたが、雌雄ではなく個体差による。


葉のエキスにはフラボノイド配糖体やテルベンラクトンが含まれ、血液の循環を改善する効果や記憶力を維持する効果があるとして健康食品に利用されている。

 

・材木として流通することはほぼないが、イチョウの材は碁盤に使われる。

 

【育て方のポイント】

・病害虫、風、乾燥に強く丈夫。

・痩せ地にも植栽できる。

・葉が密生し、木陰を作る。

・大木であり、一般家庭には向かない。

・毎年、強い剪定を繰り返すと樹形が不恰好になりやすい。

・落ち葉の清掃に手がかかる。

・ウルシにかぶれるような敏感肌の人は、ギンナンはもちろん、葉に触れたり、イチョウの木の傍を通っただけで皮膚に炎症を起こしたり水泡ができたりするため注意が必要。

 

【品種】

以下、品種ではなく遺伝的に発生するものに対する特別な呼称

・オハツキイチョウ ─ 種子が葉に密着してできるため「実付きイチョウ」とも呼ばれる。

・チチイチョウ ─ 幹や太い枝からコブ状の気根が垂れ下がるイチョウ。遺伝的に持ち合わせた木が樹齢を経ると発生する。

・フイリイチョウ ─ 葉に縞模様あるいはドット模様が入るもの。

実付公孫樹
オハツキイチョウ(標本)
イチョウ 岩崎庭園
チチイチョウ(画像の木は推定樹齢400年)
フイリイチョウ 庭木図鑑
斑入りイチョウ
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イチョウの基本データ

 

【分類】イチョウ科 イチョウ属

    落葉 高木

【学名】Ginkgo biloba

【別名】ギンナン/ギンナンノキ 

【成長】かなり早い 

【移植】簡単 

【高さ】20~30m 

【用途】公園/街路樹/盆栽

【値段】1000円~3000円