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リキュウバイ/りきゅうばい/利休梅
Common pearlbush
【リキュウバイとは】
・中国の揚子江下流域を原産とする落葉樹で、明治末期に日本へ渡来した。
・開花は4~6月。主張し過ぎない清楚な花が茶人に好まれ、茶庭に使われることが多い。名前も千利休にちなんでおり、「千利休の命日に咲く」という逸話も。
・晩春から初夏の、やや花が少ない時季に咲くことも人気の秘訣。
・ウメとはいってもヤナギザクラ属であり、ウメとの関係性はやや低い。
【リキュウバイの育て方のポイント】
・日当たりと水はけの良い場所を好む。
・寒さに強く、東北地方でも育てられる。
・花が控えめであり、他の庭木とよく馴染む。
・病害虫の被害が少ない。
【リキュウバイの品種】
・成長が遅い矮性の品種がある。
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リキュウバイの基本データ
【分類】バラ科ヤナギザクラ属
落葉広葉 低木
【漢字】利休梅(りきゅうばい)
【別名】ウメザキウツギ
マルバヤナギザクラ
バイカシモツケ
リキュウウツギ
【学名】Exochorda racemosa
【英名】Common pearlbush
【成長】ふつう
【移植】簡単(根は浅い)
【高さ】2m~5m
【用途】茶庭/切花/公園
【値段】500円~